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お見合いを良いムードにする

お見合いと言う 理屈や情報よりも感情や本能が優先されてしまいやすい話し合いの場では何よりもムードが大切です。

ムードと言っても別に、間接照明の薄暗いとこでやる必要はありませんし、ムーディーな音楽が流れている必要もありません。

ちょっとした事でムードが良くなりお見合いの成功率を上げられるんです。

アメリカのある実験では、人は幸せな話を聞いた後では約1.5倍も協調性が増す結果が出たそうです。幸せな話をした後と不幸な話をした後、何も話さない と言う3つのケースでゲームをし、その協調性の度合いを計ったそうです。

すると不幸な話をした場合と、何も話さない場合では大きな違いは見られなかったのですが、幸せな話をした時に、人はみるみる協調性を増したらしいのです。

幸せな話と言うのも、決して大げさな話でなく、日常のちょっとした幸せを感じさせるニュースや出来事を世間話として話すだけの事です。

何年ぶりに行き別れた家族が見つかった。とか 怪我をしたペットが奇跡的に助かった。とか普通に心温まる話であれば良いのです。

お見合いの最初に、ちょっとした心温まる世間話をしてみると、お見合いの空気はとても良くなるので是非してみてください。

お見合いの会話

趣味の話

お見合いの席で趣味などの話をする場合は多少軽薄な感じがしても良いでしょう。男性で真面目な方の中には、趣味などにも1つ1つ意味があるのだと話す方がいますが、それでは少し硬く感じます。

「私の趣味は囲碁なのですが、この囲碁というものは思考を柔軟にする意味もあるのです。」とか「釣りは集中力と忍耐力を育てるのにとても適しているんです。」

なんて言ってもそれほど尊敬も得られませんし、第一楽しそうに思えないんですね。多少、始めた動機が不純だったり、ついつい夢中になってしまう理由を話したりする方が面白みのある人間に思えます。
特に真面目に思われる人は、その部分に愛嬌を感じてもらえるかもしれません。

 

自己開示

お見合いの場では積極的な自己開示が必要になります。この自己開示が男性の自信と誠実さと熱意を感じさせます。

そしてその結果、安心できる男性だと判断するわけです。

お見合いの席まで行って、隠す事など何もありません。聞かれた事には積極的に答え、また相手の事で知りたい事は自己開示してから聞くようにしましょう。

例えば、生まれた場所を聞きたいのなら
「僕は青森の生まれなんですが、花子さんはどちらのご出身なんですか?」と聞けば同じレベルの栃木だとか三重だとかと言う答えが返ってくるはずです。
質問は全て、自分の自己開示をしてからにするとうまくいくでしょう。

 

お見合い会話の勘違い

お見合い会話について世間で言われている常識には勘違いが多くあります。タブーとされているものの中には全く問題のないものや、その逆に良いと言われているものに意味のないものもあるのです。以下羅列しておきますのでご覧ください。

自慢話は問題なし

自慢話ばかりはいけませんが、ある程度率直な自慢はアピールポイントが明確ですので問題ありません。
真正面から、
「たった1つの自慢なんですけど・・」
「実は自慢になるんですが・・」
「こう見えても実は・・」等と言う形で話すのは聞いている相手も心地よいものです。

家柄自慢や、学歴自慢は避けたほうが良いですが、それ以外の自慢を極端に避ける必要はありません。

 

キャッチボール

会話のキャッチボールをしましょう。なんて事が良く言われます。上手にキャッチボールが出来たらそれは良いでしょうね。
しかし、初対面の異性を相手に上手にキャッチボールが出来る人はそんなに多くはいません。むしろ少々ぎこちない会話くらいが自然な物です。
無理に、交互に話すこと、相手の話を聞く事を意識せずに自分のプレゼンを一生懸命にする事をお勧めします。まずは出来る事から始めるべきです。

 

お見合いにおいて魅力的に見えるポイント

紳士である事

お見合いの場で、お店の人やホテルの人等に何かのサービスを受けたら「ありがとう。」と言うとかっこよく見えます。
「あっこりゃどうもすいません。」と必要以上にへりくだったり、ぶすっとして何も言わなかったするよりも、落ち着き堂々と「ありがとう。」と言う男性は素敵に見えます。

 

レディーファースト

ドア開けてあげて女性を先に入れてあげる。
エレベーターは先に乗って開けてあげて降りるときは女性が降りるまで開けてあげて後から降りるとポイントアップです。これも紳士ですね。
欧米人のレディーファーストは「思いやり」とか「もてなし」とかという心のこもったものではありません。
マナーというか儀礼というか、1つ1つの動作に心はこもっていないのです。(レディーファースト由来は危険から身を守るために女性を先に歩かせた。とかいう説もあるくらいです。)
だからこそ、彼らは「レディーファースト」をスマートにできるわけです。

マナーですから相手も選びません。
若かろうが肉親であろうが、好きだろうが嫌いだろうが、美人だろうがそうじゃなかろうが誰にでもレディファーストの扱いをします。
ドアを開けたり、椅子をひいたり、コート脱がせたり、着せたり、何か持ったりすることを当たり前のマナーだと思っているから、スマートにできるわけです。
1つ1つに心を込める日本の文化とは違います。
極論を言えば、レディーファーストをスマートにしたいなら、気遣いやもてなし、などの気持ちを捨てて 作業として行えばよいのです。
結果的に、心がこもっていようがいまいがレディーファーストができた男性の方ができない男性より8割の場合は有利になります。(2割くらいそれを嫌う女性がいます)

 

スマートな会計

お会計や支払いなどを女性が「いつの間に?」と思うような間に会計が済んでいたりすると好感度がアップします。
会計がスマートな男性を嫌う女性はいません。

 

お見合いタブー・注意点

・遅刻してくる。
遅刻厳禁です。宮本武蔵ではないので時間厳守です。

・慌てず・堂々と遅刻してくる。
重役が新入社員待たせたのとは状況が違いますので、万が一遅刻してしまったら申し訳無さそうにするのはマナーです。

・声かけない。
声は男性からかけましょう。モジモジしたり女性から声かけてもらうのを待っている男性は嫌われます。

・名前を間違える。
マイナス10ポイントです。ただこれは挽回が効きますのでとりあえず謝りましょう。

・汗だく。
汗拭きましょう。(ハンカチ王子も汗ふくことで人気が出ました。)

・店の人に横柄。偉そう。
すごくかっこ悪い事です。サービス業の人に対する態度は自分より下の人間や弱い立場の人間に対する態度です。

・自分のぶんだけ頼む。
相手の分も頼んであげましょう。思いやりのない人。自分勝手な人と思われます。

・通ぶる。
とりあえずお見合いの席ではやめましょう。人間が小さく見えます。

・性的な話。
性的な関心が先に来て許されるのは高校生までです。ある程度の年齢になると、そういう部分が先に来る人生を送ってきたのだと思われてしまいます。

・入会動機を聞く
もうちょっと仲良くなってからですね。大抵の場合は答えは一緒ですので無理に聞く必要もないでしょう。

・タメ口。
紳士・淑女な振舞いこそ常識人と安定した社会性を感じさせます。

・昔の恋愛話。
前の彼が忘れられない。昔の彼女がかわいかった。なんて話は誰も得しませんが、遠い目をして話す人が希にいるそうです。

・個人情報を掘り下げない。
個人情報を聞く場合は、自分の情報を開示してからにしましょう。尋問みたいになるとムードは最悪ですね。

・結婚焦っていない。と言う。
例えそうであっても言わない方が良いでしょうね。「今日は買わない。」と言うお客さんみたいなものです。

・他のお見合い予定を話す
特に必要のある話題ではありませんので避けましょう。また、交際になった場合はややこしくなります。

・仕事の愚痴。
これももう少し仲良くなってからにしましょう。男性が言うと、女性はその男性の将来性 安定性の評価をそれぞれ200ポイント下げ、正直ポイントを3ポイント上げますが差し引きでは大幅減査定となります。

・お見合い体験を聞く
最初に聞く話題としてはふさわしくありません。

・過去のお見合い相手の悪口。
これを聞いた瞬間、「次は自分ももこんな風に言われるのかな?」と怖くなります。

まとめ

男性は年齢が上がるにれて性的な話は控え目にするのが良いでしょう。若い男性が性的な表現をしたりHな事を言っているのは、若さゆえに許される部分もあります。
ところが、中年以降の男性の露骨な性的表現やすぐに肉体関係を誘ったりする事は、ほとんど全ての女性に 気持ち悪い・・と唾棄されます。
好きとか嫌いとか、そういう感情をはるかに超えた、気持ち悪い。という、とりかえしのつかない部分まで感情のパラメーターは振り切られてしまいます。
シモネタも同様であなたのシモネタがリリーフランキーを超えたレベルになければ言わないほうが賢明です。

それ以外(デリカシーに配慮すれば)基本的には、男性の多少の自慢話や女性の意味の無い会話は問題ないと思います。
その辺をあまり神経質に考えるよりも、相手が不快にならないと言う部分だけを考えれば良い筈です。

実際、上記にあげたタブーな会話はほとんどがデリカシーに欠けたものだけです。そこに気をつければ、お見合いでのタブーは決して多くありません。

あくまでも生涯を共にするかもしれない結婚相手です。聞きたいこと、大切にしていること、普段の生活、仕事の内容、何でも聞いて判断していくべきだと思うのです。