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お見合いを良いムードにする

お見合いと言う 理屈や情報よりも感情や本能が優先されてしまいやすい話し合いの場では何よりもムードが大切です。

ムードと言っても別に、間接照明の薄暗いとこでやる必要はありませんし、ムーディーな音楽が流れている必要もありません。ちょっとした事でムードが良くなりお見合いの成功率を上げられるんです。

アメリカのある実験では、人は幸せな話を聞いた後では約1.5倍も協調性が増す結果が出たそうです。幸せな話をした後と不幸な話をした後、何も話さない と言う3つのケースでゲームをし、その協調性の度合いを計ったそうです。

すると不幸な話をした場合と、何も話さない場合では大きな違いは見られなかったのですが、幸せな話をした時に、人はみるみる協調性を増したらしいのです。

幸せな話と言うのも、決して大げさな話でなく、日常のちょっとした幸せを感じさせるニュースや出来事を世間話として話すだけの事です。

お見合いの最初に、ちょっとした心温まる世間話をしてみると、お見合いの空気はとても良くなるので是非してみてください。

そして、そんな心温まる話をしている女性の表情はとても柔和で魅力的なものであるはずです。

 

お見合いの会話

会話を受け止める

お見合いなどのまだお互いがよくわかっていない距離の男女の場合の会話では一度受け止めることが必要です。

よくあるのが、男性がテニスの話をしようとしている場合

男性「僕は趣味がテニスなんですが花子さんはされた事ありますか?」

女性「テニスは興味ないんです。」

男性「・・・・・・」

テニス話は強制終了となります。

テレビの話をしようとして

男性「エグザイルっているじゃないですか。」

女性「あのグループ嫌いなんです。」

男性「・・・・・・」

映画の話をしようとして

男性「話題のあの映画を観たんですよ」

女性「あの手の映画苦手なんです」

男性「・・・・・・」

キャッチボールも一度受け止めてから投げ返すのですが、この場合は相手の投げた球をとらないんですね。

決して悪気がある訳でなく率直な意見を言っているだけなんですが会話の流れは途切れます。

2人の間に途切れない太いつながりがあれば別です。でもお見合いの時点では2人の間にはまだその程度で途切れるつながりしかないんです。

大河の流れも滴の一滴からです。

小さなつながりを重ねて関係を深めるのためにも、1つ1つの会話を育てる気持ちが必要ですね。すごく魅力のある女性が結構、こういった最初の会話で損している場合が多いんです。

身も蓋もない話をしますと、お見合いの席で女性の場合、「あはは、うふふ、そうですか、素敵ですね。是非今度。」と言う単語だけで成り立たせることは可能です。
しかし、それではあまりにも寂しいしつまらないですよね。

 

質問はなるべく答えが明確にできるものを

モテるでしょう?初対面でそう言われてもどう答えて良いのかわかりません。
「まあ 結構モテますね。」とも
「いいえ ハエしか寄ってきません。」とも言えません。

悪意はなくても困ってしまうのです。
明確に答えられる質問は、相手も会話が楽ですし会話にリズムが生まれ、どの話題が膨らむかがわかります。

 

批判しないようにする。

世の中には様々なタイプの異性がいるのですが、初対面の場合、波長が合わないと批判と言う感情を持ってしまいがちです。

自分ならしないであろう事を相手がした場合や言った場合等がそうです。

普通の場合 「何でそんな事言うの?」と言う批判に感情が行ってしまいますがお見合いの場ではその方向に入り込まない事です。1度、批判に入った感情を戻す事は難しくお見合いはそれで終わってしまいます。

相手の意図する意味ではなかったかも知れませんしたまたま口が滑った。と言う場合もあります。

自分ならしないであろう事を相手がした場合や言った場合等でも批判しないことで貴方は相手をより深く知る事が可能になりましし、

他の人が批判に感情を突入している場面でも貴方がそうでない場合、相手は心のドアを開けるかも知れません。そしてその中に宝物が入っていないとも限らないのです。

もちろん、お見合い後よく考えた上で、自分の容認を超えている場合は交際しなければいいだけの話です。

 

初対面の場では礼儀正しく

初対面で打ち解けようと必要以上にフランクになる必要はありません。確率的には

フランクな態度もOK 7割
フランクな態度はNO 3割

礼儀正しい態度はOK 10割
礼儀正しい態度はNO ほぼ0

と言う事ですから 3割のNOを貰わない為にも礼儀正しくして損はありません。

基本的に さん付け、ですます調の敬語を使ってれば部分的な会話はそれほど気を使わなくても問題はないはずです。

 

お見合いへの意気込み

お見合いの時にどうも気分が乗らない 沈んだ気持ちである事もあるでしょう。

人間いつも機嫌よく生きている訳じゃありませんからその辺は仕方ありません。

ただ、実際のお見合いでは多少なりともテンション上げておかないと盛り上がりもしませんし、何より相手に失礼になります。

その為には笑顔です。笑顔の効果は大きく2つあり

1つは、相手が感じ良く思ってくれる事です。お葬式以外は笑顔が怒られる事はありませんね。人間は笑顔の好きな動物です。彼の笑顔 君の笑顔 あなたの笑顔 私の笑顔 みんな好きです。

もう1つは笑顔は自分の気持ちまで盛り上げてくれる効果があるんです。笑顔のまま怒ろうとしても出来ません。顔の筋肉と脳の働きが連動しているので表情と感情が別々にはならないんですね。

笑顔も難しいという場合は割り箸でもボールペンでも細長いものを横にして、歯でかんでください。

その表情が脳に伝わり気持ちが愉快になります(ホント)

お見合いの途中でまさか鉛筆かめないと言う場合でも、噛んだつもりの表情をつくれば、あれあれ 愉快な気持ちに早変わりと言う事です。

 

お見合いタブー・注意

・遅刻してくる。
遅刻厳禁です。宮本武蔵ではないので時間厳守です。ほとんどの男性は少々の遅刻程度では怒りませんが、時間にしっかりした女性に好感を持つことに変わりはありません。
男性からのお見合い報告でも「山田さんは待ち合わせの5分前には到着されるしっかりとした女性のようでした。」等というような報告の形がよくあります。

・慌てず・堂々と遅刻してくる。
重役が新入社員待たせたのとは状況が違いますので、万が一遅刻してしまったら申し訳無さそうにするのはマナーです。

・名前を間違える。
マイナス10ポイントです。ただこれは挽回が効きますのでとりあえず謝りましょう。

・わかりにくい所にいる。隠れている。
隠れていては見つけられませんから、恥ずかしがらずに出てきましょう。また男性に気が付いたら微笑んであげましょう。すごーく喜ばれます。

・香水がキツイ。
あまりに香水がキツイと体臭もキツイのだろうと誤解を受けます。

・服装がセクシーすぎる。
派手すぎず地味すぎずの服装でお願いします。セクシーすぎる服装は目のやり場に困ります。チラ見は男の悲しいサガですので、どうしても目がいってしまいます。

 

会話のタブー

・店の人に横柄。偉そう。
すごくかっこ悪い事です。サービス業の人に対する態度は自分より下の人間や弱い立場の人間に対する態度です。

・自分のぶんだけ頼む。
相手の分も頼んであげましょう。思いやりのない人。自分勝手な人と思われます。

・通ぶる。
とりあえずお見合いの席ではやめましょう。人間が小さく見えます。

・性的な話。
性的な関心が先に来て許されるのは高校生までです。ある程度の年齢になると、そういう部分が先に来る人生を送ってきたのだと思われてしまいます。

・入会動機を聞く
もうちょっと仲良くなってからですね。大抵の場合は答えは一緒ですので無理に聞く必要もないでしょう。

・タメ口。
紳士・淑女な振舞いこそ常識人と安定した社会性を感じさせます。

・昔の恋愛話。
前の彼が忘れられない。昔の彼女がかわいかった。なんて話は誰も得しませんが、遠い目をして話す人が希にいるそうです。

・個人情報を掘り下げない。
個人情報を聞く場合は、自分の情報を開示してからにしましょう。尋問みたいになるとムードは最悪ですね。

・結婚焦っていない。と言う。
例えそうであっても言わない方が良いでしょうね。「今日は買わない。」と言うお客さんみたいなものです。

・他のお見合い予定を話す
特に必要のある話題ではありませんので避けましょう。また、交際になった場合はややこしくなります。

・仕事の愚痴。
これももう少し仲良くなってからにしましょう。男性が言うと、女性はその男性の将来性 安定性の評価をそれぞれ200ポイント下げ、正直ポイントを3ポイント上げますが差し引きでは大幅減査定となります。

・お見合い体験を聞く
最初に聞く話題としてはふさわしくありません。

・過去のお見合い相手の悪口。
これを聞いた瞬間、「次は自分ももこんな風に言われるのかな?」と怖くなります。

あまり神経質に考えるよりも、相手が不快にならないと言う部分だけを考えれば良い筈です。

 

まとめ

実際、上記にあげたタブーな会話はほとんどがデリカシーに欠けたものだけです。そこに気をつければ、お見合いでのタブーは決して多くありません。

あくまでも生涯を共にするかもしれない結婚相手です。聞きたいこと、大切にしていること、普段の生活、仕事の内容、何でも聞いて判断していくべきだと思うのです。

 

最後は笑顔で

お見合いで話をして、その相手とお付き合いしたいと思ったのならばお見合いの終わりは笑顔で締めましょう。

お見合いの最初の笑顔が大事な事は繰り返し言われてきましたが、最後の笑顔もとても大事になります。

対面の時には緊張から硬い表情であっても許されますし、最後の笑顔があればそのマイナスは吹き飛ばせます。

笑顔が大事だと言っても、お見合いの最初から最後まで笑顔って訳にはいきませんし、相手が多少シリアスな話をしているときには真面目な顔しなきゃいけません。

対面の最初の笑顔はその後のお見合いがスムーズに流れやすくする潤滑油ですが、最後の別れ際の笑顔は、今後の交際に期待を持たせるお土産みたいなもんです。

途中の会話がうまくいっていても最後が笑顔で終わっていないと相手は手ごたえを感じません。

別れの時間が寂しくて悲しい顔になるのはずっと先の事です。お見合いの場では笑顔で別れる事こそ正解です。