難しい聞き上手
話し上手よりも聞き上手の方が難しいんです。
よく
「話し上手じゃなければ聞き上手になる」
なんて事を言われますが、聞き上手も話し上手以上に難しいんです。
相手に対して面接官や取調官のように尋問風になってしまったり、つついてほしくない部分をつついてしまったり、そんな失敗をしてしまった方も多いのではないでしょうか?
コツとしては
相手に聞く話題について 自分の開示をしてからにするのが良いと思います。
「僕は生まれが青森で」と言う開示の後に相手の出身地を尋ねれば
1「私は鳥取なんです」
2「日本です」
3「東京都江戸川区南小岩7丁目です」
と言う中では、間違いなく1の答えになるでしょう。
これが無意識に働く会話のバランスです。
「僕の仕事はゲームソフトのプログラムで今までに・・・」と言う自己開示の後で相手の仕事を尋ねれば
1「会社員です」
2「事務です」
3「建材メーカーの経理なんです」
間違いなく3レベルの答えが返ってきます。
自分が知りたいレベルで自分を開示する。
相手は無意識にそして自然にこちらが望んだレベルで開示してきます。それが会話をリードする必要条件です。