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平凡な条件を重ねるとおこる現象

プロ野球では毎年、各球団のスカウトたちが、全国のアマチュア選手から金の卵を探すんですね。

さて、我が球団はドラフトで以下のような選手を望んだとします。

コンセプトは普通。

高望みしても競争が激しくなってしまうのでソコソコの選手を確実に指名しようと考えました。

打率は 2割7~8分程度

ホームランは中程度の長打力で15本位打てればよしとしましょう。

盗塁も多少はしてほしいので、15盗塁程度

この程度ならクリアしてくれそうだな。

なんて思っていたんです・・・

ところが、上記3つの条件を、日本を代表するバッターの2人である、イチロー選手もゴジラ松井選手もクリアできないんです。

イチロー選手はホームラン 松井選手は盗塁が不足してしまうんです。

実は婚活にも同じような傾向があります。

婚活市場にもすべて平均の相手はいない

大卒で500万以上で年齢差5歳位で、170cm以上のタバコを吸わない、同居のない、初婚で、仕事の安定と優しさと明るさと柔軟性のある男性

と言うような希望を持った場合

1つ1つは決して高いレベルの望みではないかもしれません。

でも、福山雅治でも最初の大卒が引っかかって上記の条件はクリアできないんですし、向井理は喫煙が引っかかりクリアできません。

バラしてみると1つ1つは高望とは言えなくても、全てをクリアした相手となると物凄く難しくなるんだぜの法則です。

さらに、難しいのは1つを大幅にクリアした場合、他を大幅に下げるって事ができないんです。

綺麗事抜きで言えば、

彼は188cmだから年収は200万まで下げよう!って考えにはなれないんでしょうし、男性も相手の女性の顔が北川景子なら体は渡辺直美でもOKとはならないでしょう。

うーん 悩ましい・・・

条件にある程度縛られてしまうのは、神ならぬ人間である以上は仕方のない事だと思います。

それを解決するには

条件に優先順位をつける事、世間じゃなく自分にとって必要な条件である事、条件に幅を持たせる事が大事です。

条件はスパッとラインで切ると難しくなりますが、目安として考えると急に展開が変わります。

仮に30代の男性で170cm以上とラインで切ると、6割強になりますが170cmぐらいで167cm以上とすると7割5分まで増えます。

足切りするのではなく目安にすると今までとは変わった相手に出会えるはずです。

 

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