結婚は不幸を防ぐ

私はよく

結婚は攻めには弱いが、守りに強い

と言っていました。

何度がブログにも書いてると思います。

人生を攻めていくときには、結婚ってそんなに必要には思わないんですね。むしろ邪魔かも知れない。

ところが、いざ守りにまわった時には、結婚していて本当に良かったと思うんですよね。

内田樹さんの「困難な結婚」に同じような事が書いてあります。

—-ここから—-

自分自身が「健やか」で「富める」ときは別に結婚なんかいらないんです。
その方が可処分所得も多く自由気ままに過ごせる。
健康で豊かなら独身の方が楽なんです。

結婚しておいてよかったとしみじみと思うのは「病めるとき」と「貧しきとき」です。
結婚は、そういう人生の危機を生き延びるための安全保証です。
結婚は「病気ベース・貧乏ベース」で考えるものです。

—-ここまで—–

さらに内田樹さんは言います。

結婚は幸せになる為にではなく、不幸にならない為のもの

だと。

文字にすると夢のない話になりますが、機能としての結婚はその通りだと思います。

人は風邪で39度の熱が出ただけで、1人で生きることが苦しくなります。

決して、幸せを求めるな。と言うのではないんです。

結婚についてくる標準装備は、不幸を防ぐシステムなんです。

幸せは結婚の標準装備ではなく、結婚後に見つけていく必要があるんですね.