結婚相談所でも証明できない部分
結婚相談所は、身分証明をされているので、他の婚活手段よりも安全・安心
と言われます。
それは、その通りなのですが、
証明されているのは
年齢・性別・住所・独身・大卒以上の場合の学歴・男性の収入
であり、その他の例えば、身長や体重などは自己申告になります。
それは見た目で何となく判断できるとして、結婚における重要事項として
借金
があります。
会社経営や自営業者などは収入が良くても、事業での借金も大きい場合もあるでしょうし、安定した公務員でもギャンブルで多くの借金がある可能性でもないわけではありあません。
結婚相談所では、そこを証明することは出来ません。
個人のクレジット信用度を調べる方法
結婚相談所に登録の際に借金の有無を調べる方法はないのです。
ただし、
相手がどれだけ経済的に信用ができるかを調べる方法はあります。
それが
信用スコア
とよばれる、個人のクレジット信用力を数値化したものです。
言葉のまま、クレジットの取引事例などから、その人の「信用」を数値にして表し、個人の信用力を客観的に判断できるようにしているものです。
今までは、融資時などの与信審査に使用されていましたが、信用情報機関のCIC(シー・アイ・シー)は2024年11月28日から、信用スコア「クレジット・ガイダンス」の個人への開示を始めました。
信用スコアは、以下の要素をもとに計算されることが多くなります。
- 支払い履歴: 過去のローンやクレジットカードの支払い実績。
- 借入額: 現在の借入残高とクレジットカード利用額。
- クレジット履歴の長さ: 過去の信用情報の期間。
- 新規借入: 最近申請したクレジットやローンの件数。
- 多様性: クレジットカード、ローンなどの利用履歴の多様性。
これにより、自分の信用がどのように評価されているのかがわかるようになっています。
開示請求はこちら(ネットからなら500円で可能です。)
何処にいくら借金があるとか、いつ返済の遅延があったとかと言う生データーではありませんが、スコアによって、結婚後にローンが組めないとか、カードが作れないとかいう判別はつきます。
500円ですぐにできるのですから、クレジットヒストリーに事故のない人であれば問題なく開示できるでしょうし、結婚を考えた相手には、事前にお互いの信用スコアを開示しあう未来が来るかもしれません。