まずは知ってから

お見合いがうまくいかないと言う男性からの相談です。

Aさんは大手の結婚相談所で活動されてきて、お見合いからお付き合い最初の段階で振られてしまうケースばかりだと言う事です。

お話を聞くと問題点は簡単にわかりました。

Aさんはすぐ熱い気持ちを伝えていたのです。

すぐ「好き」と言っちゃうんですね。

男性は、本当に好意を持っているのですがその好意が女性に正確に伝えるには、多くの場合はある程度、積み重ねた時間が必要です。

普通にお話して、話が盛り上がって名残惜しいお別れをしたお見合い。連絡先を交換して最初のデートで男性が

「好きです」

と言う場合、好意を持ったのも事実だし、それを伝えたい気持ちもわかります。

でも多くの場合、女性はとまどいます。

「まだ何も知らないのに・・・」

ここで、相手の気持ちの重く感じるようになり「いい人なんですけどお断りします。」というお別れしてしまうケースが多いのです。

冷蔵庫でも洗濯機でも

「色は白です・・・でっ・・・買いますか?」

と聞かれても答えないのと同じです。

じっくり説明できれば購入に繋がるかもしれないのですし、女性に対する「好意」が女性には「好意」として伝わらないのはもったいない事です。

気持ちを伝えたい場合も、彼女に対してではなく、彼女と過ごした時間に対して「楽しかった。」とか「時間を忘れて楽しんだ。」とか言うようにするのが最初はスマートですね。