年齢分布が変わった

晩婚化が進む理由に、なんとなく年をとった実感がないと言うのがあると思います。

これは現在に生きるみんなそうだと思うんですね。

これほど長寿で、さらに少子化が進むと自分自身は相対的に若いままのような気がするんです。(実際そう)

例えば 1950年だと 人口における15歳未満の(ようするに子供)の割合は35% 20歳未満で約半分と言う社会でした。

20歳とは自分より年上が半分 年下が半分と言う年齢分布の真ん中の年齢だった訳ですね。

逆に65歳以上は5%と20人に1人しかいませんでした。

35歳で見てみると

1950年の日本の中での35歳は自分より年上が3割、年下が7割と相対的な感覚で言うとかなり上の年代に属します。

しかし現在

65歳以上が4人に1人になろうとしていますし、15歳未満は7人に1人です。

35歳でもまだ6割が自分より年上です。

そりゃ若く感じますよね。

1950年であれば18歳くらいの年齢感覚で生きているようなものです。

社会全体が高齢化に向っているので、相対的な若さを感じたままなのは、50歳でも国会議員なら若手に感じてしまったりするのと同じですね。

結婚する年齢も

昔は15歳位で結婚していたのが、

クリスマスケーキなどと言われ20代前半に結婚する人が多くなり

平成、令和と時代が進むにつれ

30歳前後まで初婚年齢は上がっています。

30歳くらいだと若いくらいに感じますもんね。

晩婚化は今後も進みそうです。