お世辞の効果

私はお世辞を言われると恥ずかしくなってしまうタイプです。

やめてよぉ~

良く言うよぉ~

お世辞言ったって何もでないよぉ~

等と言って真に受けていないふりをしますが、言われた褒め言葉は30年覚えています。

いつ

誰が

どのように言ったか?

を鮮明に記憶しています。

私を褒めた人は私の中で

「良い人間」

「正直者」

「深い洞察力を持つ21世紀に欠く事の出来ない人物」

「英雄」

の人物図鑑に同時にファイリングされます。

さて

男女の仲に限らず、相手の良い所を見つけて褒めましょう。なんてことを言われます。

なるほどそうかと思い、頑張って褒めたとします。

褒め言葉を喜んでくれる相手なら問題ありませんね。

会話も弾むことでしょう。

問題は私のように、喜んでいるのか嫌がっているのかわからないタイプです。

実際は

嫌がっているのではなく、くすぐったがっているのです。

くすぐったくて居場所がないんですね。

お世辞の話題には乗ってきてくれませんので、失敗したかと思いますが、決して嫌がっている訳ではありません。

注意しなければいけないのは、的外れすぎる褒め方をする事です。

あきらかに違う部分を褒めると、逆効果になってしまう事があります。

1の事実を10にして褒めても大丈夫ですが、0を褒めてはいけませんよ。