個人経営の結婚相談所と大手の結婚相談所には、それぞれ特徴があり、サービスの内容や運営のスタイル・システム・料金などに違いがあります。

そして、そこには違いがあると認識されている部分に違いがなかったり、同じだと思っている部分い違いが合ったりするのも知ってください。

以下にそれぞれ説明していきます。

個人経営の結婚相談所の特徴とおすすめポイント

個人経営の結婚相談所には大手とは異なった特徴とおすすめポイントがあります。

個人経営と大手の結婚相談所の違い

個人経営の結婚相談所と大手結婚相談所の違いは規模だけではありません。

以下5つの大きな違いを解説いたします。

1. サービスの柔軟性

会員様に結婚に必要な情報提供とアドバイスをするというサービスの方向性は同じですが、柔軟度には違いがあります。

個人経営

相談所の運営者が直接対応することで、経験が豊富なカウンセリングが期待できます。

融通が利きやすく、相談や希望に対しても柔軟に応じてくれる場合が多いはずです。

大手

マニュアル化されたサービスが多く、一定の品質が保証される反面、個別対応がやや限定的になることがあります。

スタッフの交代があり、担当者が変わる可能性もあります。これはプラスの面もマイナスも面もあります。

2. 会員数

大手と個人では会員数に違いはあるのでしょうか?実は・・・

個人経営

個人経営の結婚相談所の多くは、多くの結婚相談所が会員データーを共有している連盟組織(IBJやNNRやBIUやTMS等)に属しており、数万人以上の会員データーベースを利用することが出来ます。

個人の結婚相談所の直接の会員は少なくても、連盟のデーターベースを使う事にによって、お見合いを選択する会員数には不足はないようになっています。

大手

実は大手結婚相談所と言われる、ツヴァイ サンマリエ ノッツエ オーネットの中で、単独の会員数だけで運営している結婚相談所はありません。

ツヴァイ・サンマリエはIBJのデーターベースを使い、IBJの直営店・加盟店の会員様とのお見合いをしていますし、オーネットもIBJに加盟店として参加しています。

ノッツエはネットクラブというデーターベースを使い、BIU・良縁会等との会員様とのお見合いを設定しています。

それ以外の大手のパートナーエージェントもスクラムというプラットフォームに接続し、日本仲人連盟(NNR)やTMSとお互いの会員様のデーターを共有しています。

まとめ
会員数に限っては、個人経営も大手結婚相談所も差はないという事になります。

3. 料金体系

個人経営

料金が比較的リーズナブルな場合が多く、費用が明確で、シンプルなプランを提供することが多いでしょう。

コストがかからないのが何よりの理由です。

大手

運営コストや広告費がかかるため、個人経営に比べ費用は高額になる場合は多くなります。

入会金や月会費、成婚料などしっかりと設定されているはずです。

4. サポート体制

個人経営

一人のカウンセラーが最初から最後まで伴走してくれる為に会員個人を司会してくれアドバイスをしてくれることが多いでしょう。

しかし、個人として相性があわない場合やサポートが自分に合わない場合はリスクとして考えられます。

大手

専任カウンセラー制やデジタルツールを活用した効率的なサポート体制を提供している場合が多いでしょう。

教育を受けたスタッフが担当するが、個人経営ほどのベテランは多くはありません。

ただし、相性が合わない場合などに他のカウンセラーに変更を願い出ることは可能な場合が多いのはメリットでしょう。

5. 雰囲気・アプローチ

個人経営

アットホームで親しみやすい雰囲気が特徴。一人ひとりの背景や価値観に深く入り込んだサポートが期待できるというプラス面があります。

同時に、元々の知り合いだったり、ご近所さんだったりする場合にはしがらみが窮屈に感じる場合はあるはずです。

大手

企業としての信頼感があり、システムやデータ分析などがしっかりしている面がプラスとしてあります。

しかし、目的はあくまでも利益の追求となるので、カウンセリングの時間制限や料金設定などのビジネスライクで効率重視を感じる面も多いと言われます。

個人経営結婚相談所のメリットとデメリット


個人経営と大手との違いをメリット・デメリットとして考えてみます。

個人経営ならではのメリット

まずは、個人経営の結婚相談所ならではのメリットを以下5つ記載いたします。

1. 温かみのあるサポート

個人経営の結婚相談所の場合は、代表者自身が最初から最後まで担当する場合が多く「自分のことを理解してもらえている」と感じるサポートが受けやすいはずです。

カウンセリング時間60分まで。等という四角張った制限などもなく、プライベートな話などもお互いにしたりします。

2. 地域密着型でローカル情報に強い

地方の場合には、その地域に根差したネットワークを活かして、近隣地域での出会いを提供できる場合があります。

結婚相談所のコネクションやつながりで同じ地域内で生活基盤が合う相手を探しやすいという面もあります。

3. 会員数は大手と変わらない

個人の結婚相談所も結婚相談所の連盟に所属していることが多く、連盟の加盟会員数万にアクセスできるため大手結婚相談所と会員数はかわりません。

複数の連盟(IBJやNNRやBIUやTMS等)に加盟している個人経営の相談所の場合は紹介が可能な会員数は大手よりもはるかに多くなる場合もあります。

4. 初心者でも安心

カウンセラー歴が20年30年のベテランの場合も多く、婚活が初めての人や恋愛経験が少ない人でも、安心して活動が可能です。

代表者がカウンセラーなので、「上に相談して対応します。」等という事もなく、臨機応変に対応が可能です。

5.料金は安い

大手に比べて、活動料金は安い場合が多くなります。

広告費や人件費などのコストが少なく、また自宅で開業しているような結婚相談所の場合、事務所費用もないためリーズナブルな料金で活動が可能になるのです。

まとめ

個人経営の結婚相談所は、大手に比べて規模は小さくても紹介できる会員数は変わらない、むしろ大手よりも多い場合もある。

カウンセラーにベテランが多く安心できる面がある。

コストをかけていない分、会員が支払う費用も安価な場合が多い。

気をつけたい個人経営のデメリット

個人経営の結婚相談所には多くのメリットがありますが、選ぶ際にはいくつか注意すべきデメリットもあります。以下に、気をつけたい点を挙げます。

1. サービスの質が運営者に依存

小規模の結婚相談所のサービスはそれぞれ違い、当たりはずれがある事も事実です。

大手結婚相談所のように一定水準のカウンセリングのクオリティーが保証されているわけではありません。

また、そのクオリティの証明に資格などを明記している場合もありますが、

結婚相談所のカウンセラーにはいくつの資格が存在ます。しかし、そのほとんど全ては落ちる人の非常に少ない民間の団体の認定資格になります。

残念ながら、資格保有者だから知識があるのだと胸を張れる資格ではありません。

資格を必要以上に、まるで難関資格のように誇示してくる結婚相談所もあるという事です。

2. 客観性に欠けることがある

少人数対応ゆえに、カウンセラーが主観的なアドバイスに偏る場合もあります。

カウンセラーの個人の経験というのは、サンプル数が1つしかなく少なすぎるのです。

外見や条件によって自分の出力は違いますし、相手によっても成功率は変わります。

個人の成功例を元にしたアドバイスは偏ったアドバイスになりやすいのです。

自身の経験などからだけのアドバイスの相談所は避ける。という事は必要かと思います。

一定数のカウンセリング経験・実績などのある相談所を選ぶ事で解決します。

3. 営業の透明性が不十分な場合がある

個人経営の相談所は、家庭の主婦が自宅で開業されている場合なども多く、営業時間や休日、料金などがあいまいなところがあります。

昔の近所の仲人さんのように、「お見合いで1万円 成婚で30万円ね」等と口約束ですすめた時代もありましたが、現在ではしっかり書面で確認しましょう。

営業時間・定休日なども確認して納得できる相談所を選択しましょう。

個人経営の小規模相談所でも心配いらない面

個人経営だと心配に感じる点の中にも全く心配いらない事もいくつもあります。

一見、個人よりも大手が勝っていそうな部分が誤解だったりするのです。そんな点を以下ご説明いたします。

会員数

会員数に関しては、先に説明しましたように個人経営の単独で運営することはありません。

ほとんど全て、いずれかの連盟・団体(IBJやNNRやBIUやTMS等)に加盟し、その連盟・団体に登録している数万人の会員データーを利用するために、個人経営の結婚相談所でも会員数が不足するという事は考えにくいと言えます。

経営の安定性

個人経営の結婚相談所運営は、極めてローリスク・ローリターンのビジネスになります。

参入に多額の費用が必要なわけでも、ランニングのコストが多大なわけではありません。

手形の決済が求められることも、大きな売掛金が発生することも、顧客が1か所に集中することもありません。

自宅で開業すれば、家賃もかかりませんし、スマホとPCさえあれば開業可能な小さな小さなビジネスであり、大きな負債を背負って倒産なんてことは考えにくいビジネスになります。

仮に経営が不振で廃業という形になっても、多くの場合他の相談所への移籍という形で活動が可能になります。

逆に、大手結婚相談所の方が、人件費・広告費・事務所などのコストが大きく経営不振になれば倒産という可能性は高いのです。

個人経営の相談所の経営を必要以上に心配する必要はありません。

システムやツールの充実度

結婚相談所での会員検索ツールやアプリなどは、小規模の個人経営相談所には用意がなさそうに感じるでしょうが、実際は連盟・団体で共通のアプリやシステムを構築し使用しているために、大手の使用するツールと遜色ないものが利用できます。

実際には、大手も個人経営も同じアプリや検索システムを所属の会員様に提供しています。

まとめ

個人経営でも会員数に心配はいらない。

個人経営でも経営の安定性を心配する必要はない。

個人経営でもシステムやツールは大手と同じ

大手結婚相談所と個人経営結婚相談所のまとめ

ここまで記載しましたように、

大手結婚相談所にも個人経営の相談所にも一長一短あり、結局は、活動するあなたのニーズや価値観によって異なり、自分自身が向いていると思える結婚相談所に登録するのが良い。

という結論になります。

トモカイは個人経営の結婚相談所になります。

数多くの連盟・団体に登録しておりご紹介可能な会員数は日本では最多レベルのご紹介が可能です。

2000年の創業から多くの会員様にご利用いただきました。

無料相談は、来店・オンラインとも常時受け付けております。是非、お気軽にご相談ください。