婚活で空気を読むより大切なこと|気持ちは言葉にしないと伝わらない

空気を読むことが裏目に出ることもある

「空気を読んで」

日本ではよく聞く言葉です。

相手の気持ちを察して、その場に合った振る舞いをする。

日本には昔から、言葉にしなくても相手の気持ちを理解しようとする文化があります。

例えば、

「うちの馬鹿息子が……」

と言われても、本当に馬鹿だと思う人はあまりいません。

「悪い人じゃないんだけどね……」

と言われれば、その後にあまり良い話が続かないことも想像できます。

言葉そのものではなく、その裏にある意味を読み取るわけですね。

こうした能力は、人間関係を円滑にするうえで大切なものです。

しかし、男女の交際、特にお見合いや交際初期には、この「察する文化」が裏目に出ることがあります。

なぜなら、相手のことをよく知らない段階では、空気を正しく読むことが難しいからです。

喜んでいるのに喜んでいるように見えない

例えば、こんな夫婦がいたとします。

妻が夫にセーターをプレゼントしました。

すると夫は、

「こんな派手な色、俺に似合うかな?」

と言います。

それを聞いた娘は、

「お父さん!せっかくお母さんが選んでくれたのに!」

と怒ります。

ところが、妻は平然としています。

「あれでお父さん、喜んでいるのよ」

長年連れ添った妻には、夫の気持ちがわかっているんですね。

夫も、本当は嬉しい。

ただ、嬉しい気持ちを素直に表現するのが苦手なだけなんです。

では、これがお見合いから交際になったばかりの男女だったらどうでしょうか?

女性が一生懸命選んだプレゼントに、男性が

「こんな派手な色、似合うかな?」

と言ったら、

「気に入らなかったのかな?」

「余計なことをしてしまったかな?」

と思われても不思議ではありません。

同じ言葉でも、長年連れ添った夫婦と、知り合って間もない男女では、受け取り方が違うんですね。

婚活では気持ちを大げさなくらい伝える

欧米の映画などを見ていると、プレゼントを受け取った人が大きな身振りで喜ぶ場面があります。

「ワオ!ありがとう!」

「すごく嬉しいよ!」

「なんて素敵なんだ!」

もちろん、実際の表現には個人差がありますが、こうした感情表現には参考になる部分があります。

嬉しいなら、嬉しいと言う。

楽しいなら、楽しいと伝える。

感謝しているなら、ありがとうと言う。

とても単純なことです。

しかし、婚活ではこの単純なことが意外とできていない人がいるんですね。

特に、感情を表に出すのが苦手な方は、

「言わなくてもわかるだろう」

と思ってしまいがちです。

しかし、相手はまだあなたのことをよく知りません。

何を考えているのかも、どんな性格なのかも、十分にはわからないんです。

そんな段階で気持ちを察してもらおうとしても、なかなか難しいでしょう。

婚活では、少し大げさなくらい気持ちを言葉にした方が、相手に正しく伝わることがあるんです。

お見合いで起こるもったいないすれ違い

例えば、お見合いが終わったとき。

男性は女性に好印象を持っていて、

「楽しかったな。また会いたいな」

と思っていたとします。

ところが、別れ際には、

「今日はありがとうございました。それでは失礼します」

とだけ言って帰ってしまいました。

もちろん、礼儀正しい挨拶です。

何も悪いことはありません。

しかし、女性からすると、

「私に興味がなかったのかな?」

「楽しくなかったのかな?」

と感じることもあるでしょう。

男性は好意を持っている。

女性は好意がなかったと思っている。

お互いの認識が違ってしまうんですね。

もし男性が、

「今日はとても楽しかったです。またお会いできたら嬉しいです」

と一言添えていたらどうでしょう?

女性の受け取り方は、ずいぶん違ったはずです。

これは女性も同じです。

相手に好印象を持ったのなら、

「今日は楽しかったです」

と笑顔で伝えればよいんです。

それだけで相手は安心します。

お見合いでは、相手の気持ちを探ろうとするばかりでなく、自分の気持ちを伝えることも大切なんですね。

空気を読むより、空気をつくる

お見合いでは、相手の表情や反応を気にする人が多くいます。

楽しんでいるだろうか?

自分に好意があるだろうか?

嫌われていないだろうか?

もちろん、相手の反応を気にすることは大切です。

しかし、相手の気持ちを読み取ろうとするばかりでは、お互いに疲れてしまいます。

それよりも、

「お会いできて嬉しいです」

「そのお話、面白いですね」

「今日は楽しかったです」

と、自分から気持ちを伝えてみてください。

そうすれば、相手も安心して話しやすくなります。

つまり、

空気を読むだけではなく、自分から良い空気をつくるんです。

相手の反応を待つだけではなく、自分の言葉や態度で、相手が安心できる雰囲気をつくっていく。

それがお見合いや交際初期にはとても大切だと思います。

気持ちは察してもらうより伝える

長年連れ添った夫婦なら、言葉にしなくても通じることがあります。

しかし、お見合いから始まる交際では、まだそこまでの関係はできていません。

だからこそ、気持ちを言葉にする必要があります。

嬉しい。

楽しい。

ありがとう。

また会いたい。

こうした気持ちは、言葉にして伝えた方がよいんですね。

もちろん、思ってもいないことを大げさに言う必要はありません。

大切なのは、本当に感じた好意や感謝を、相手にわかるように表現することです。

婚活では、空気を読むことも大切ですが、それ以上に自分の気持ちを相手に伝えることが大切です。

「言わなくてもわかるだろう」

ではなく、

「言わなければわからないかもしれない」

そう考えてみてください。

気持ちは伝えたつもりでも、相手に伝わっていなければ、もったいないですからね。

結婚相談所トモカイから

結婚相談所での交際では、お互いに好意があるにもかかわらず、気持ちがうまく伝わらずにすれ違ってしまうことがあります。

本人には悪気がなくても、相手には違う意味で受け取られてしまう。

こうした小さなすれ違いが、交際終了につながることもあるんですね。

日本橋の結婚相談所トモカイでは、25年以上にわたる仲人経験をもとに、お見合いでの会話や好意の伝え方、交際中のすれ違いについても具体的にアドバイスしています。

婚活が思うように進まない方も、これから結婚相談所での活動をお考えの方も、お気軽にご相談ください。

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