結婚は個人の幸せのための制度ではない

結婚相談所を運営している立場で言うのは、少し変かもしれませんが、

結婚は、無理のある制度です

もっと言えば、結婚はもともと「個人が幸せになるため」に作られた制度ではありません。

国や社会、共同体を維持するために作られた仕組みです。

それなのに私たちは、

「結婚すれば幸せになれる」
「運命の相手と結婚すれば人生が完成する」

そんなファンタジーを結婚に期待しすぎています。

期待しすぎるから、苦しくなりますし、理想と現実のギャップで壊れます。今回は、

結婚がなぜ無理ゲーなのか?

なぜ結婚制度は縮小しているのか?

それでも私が結婚を勧める理由

を正直に書きます。

結婚が個人の幸せの追求の為の制度ではなく、現在のシステムを維持させていく為の制度であり、集団の為にメリットがある制度の1つに結婚があります。

もしも

集団のメリットよりも個人のメリットを優先させてしまえば、その集団は滅びます。

サッカーであれバスケットボールであれ、個人が好き勝手にプレーしてしまえばチームでは勝てません。

野球でもバレーでも、会社でも国でもそれは同じことです。

個人が個人の幸せだけを追求しまった先には、集団の繁栄はないんですね。

結婚は「終身契約」という狂気

結婚が無理な制度だと言える理由に、契約期間が長すぎるという事もあります。

結婚は生まれも育ちも違う男女が、一生添い遂げることを前提とした契約をかわします。

一応、どちらかが死ぬまでという恐ろしく長期の終身契約です。

契約期間だけでも無理がありすぎます。

この世の中で、他にそんな契約は、殺人犯などが受ける刑罰の無期懲役くらいになります。

この終身契約を結ぶ理想的な年齢は、現在の日本では30歳前後とされています。

社会人としてスタートしてわずか10年前後で

契約相手と知り合い、結婚、出産

と進むのが今までの結婚のモデルスケジュールだと言われてきました。

また早ければ早い方が良いというものでもなく、10代や20代前半の結婚には難色を示したりしますのでモデルとされるスケジュールは27~32位とかなり短い期間でミッションをこなさなければなりません。

5年間

人生100年と言われる現在の人生なのに、僅か5年なんですね。

スケジュールはタイトな上、男女の経済力の格差や家事などの不便も少なくなり、結婚の必然性も薄れてきています。

仮に運よく結婚に至ったとしても、その後の幸せの保証があるわけではなく、かなりの割合で離婚に至っているのも現実です。

結婚しなくなっている世界の現実

ちょっと視野を広げてみれば、結婚制度は日本だけでなく多くの先進国で減少傾向なんです。

先進国の流れが結婚制度の縮小という方向に向かっているのであれば、日本だけがそれを拡大していくことは難しいような気がしませんか?

少子化も

非婚化も

晩婚化も

高齢化も

全部先進国の共通な流れです。

ただし、だからと言って結婚をしなくても良いという事ではないんですね。

同時に現在の日本では結婚によって守られるものが多いのも事実で、出産、育児や相続、年金、保険など、たかが紙切れ1枚 されど・1枚という事です。

おそらくは、そんな縛りが時代とともに少しづつゆるみ、結婚しない事によるハンディも少なくなっていくでしょう。

遠くない未来では

同居して暮らす男女のほとんどが、結婚を選択しない可能性もあると思うんです。

「えーお前たち結婚するの?何で?何のために?」

「お前の父ちゃんと母ちゃんって結婚してるの?」

「結婚するなんてお前は20世紀の人間か?」

なんて会話が普通にあってもおかしくないような気さえします。

近未来の世界では

無理に結婚という形式を守ろうとするのではなく、結婚という形以外でも男女や家族として守られる形を目指していくのかも知れませんし、形をかえても結婚制度を守ろうとするのかも知れません。

それでも結婚が最も安定している理由

なんて事を書きながらも、

今の時代は結婚が一番安定的な男女・家族の形ではあります。

そして

現在では、結婚以外で男女の仲が5年10年と続くことはほとんどありません。

唯一、結婚だけが男女の仲を長期に継続させているのも、これまた事実です。

結婚は万能ではなく、プラスもなマイナスもある制度です。

そして、現代ではプラスが上回っているように思います。非婚化が叫ばれてなお、75%の男女が結婚を選択しているのは、メリットがあるからなんですね。

結婚という制度はベストではありません。

でも

現在は、結婚以外にそれを代用する制度はないんです。

価値観は人それぞれを前提にして

私は、現在の日本においては結婚はした方が良いと思っています。

結婚の最大のメリット、それは

結婚は守りに強いんです。

内田樹も言っています。

結婚は幸せになる為ではなく、不幸にならないためにするものだ。

精神的に弱った時、経済的に弱った時、身体的に弱った時、

1人で生きるのと2人で生きるのとでは、耐久性が圧倒的に違います。

結婚は社会制度を守るとため、強靭にするために人間が作り出した制度ですから、現在の日本の中で生きるのであれば有利です。

そして

結婚は私を含めた、ほとんどの凡人には多くの幸せと感じる瞬間を与えてくれます。

という事で

私は今後も結婚をお勧めしていくのです。

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