結婚相談所のトモカイのカウンセラーが、お見合い、結婚相談所・お見合い・婚活について解説しています。
婚活中やお見合い活動中の方は是非参考にしてみてください。
結婚相談所での婚活で高望みは成就するのか?
せっかく結婚相談所で婚活するのなら、誰だってより良い人と出会いたいですし、自分をなるべく高値で売りたいと希望します。
それが
高望みです。
結婚相談所でも「高望みしちゃダメ」「高望み女」や「高望み男」は結婚できない!「高望みしすぎ!」なんて厳しい意見が飛び交いします。
本来の自分の価値よりも安く売れば、婚活も簡単です。
相手の条件を下げれば結婚は容易です。
しかし、それは嫌な場合
高望みをかなえたい場合
どうしたら、高望みが可能になるのでしょうか?
高望みをかなえる方法を以下に解説します。
高望みなのか?はトライすればわかる。
結婚相談所の活動説明をしている中で、お相手への希望をお尋ねすると
高望みですかね?
とか
高望みですよね?
とか
高望みだから怒られちゃうかな?
なんて言われる方も多いんです。
でも、せっかく結婚するなら高望みがあるのが普通ですよね。しない方がおかしい。
そして
結婚相談所で高望みは叶いますか?と聞かれたら答えは
試してみるしかない。
という答えになります。
高望みなのか?そうじゃないのか?
トライしてみれば良いんです。
会社の人に告白する訳じゃないので、チャレンジして失敗だったとしても、あとくされもありませんしダメージもありません。
結局はチャレンジしてみなければわかりませんし、チャレンジすれば答えが出ます。
高望みなのか?答えの出し方
結婚相談所で活動を開始したなら、
自分の希望する相手にお見合いのオファーを出してみるという事で
高望みなのか?釣り合った相手なのか?の答えが出ます。
十分な反応があれば、釣り合った相手なのでしょうし反応がなければ、現状では高望みなのでしょう。
この時点で対応策は3つになります。
1.アタックの数を増やす
2.希望条件を緩める
3.自分の魅力を上げる
射撃で言えば、撃つ弾丸を多くし、的を大きくし、腕を上げれば的を射抜くことは出来ます。
1.お見合いの申し込みを増やす
5件を10件、10件を15件とお見合いの申し込みを増やしていく事で確率は上がります。
結婚相談所の場合には、相手の現在の状況は詳しくわかりませんからある程度は無駄を承知で申し込みをする事になります。
1件1件の申し込みには負荷はかかりませんから、会いたいと思う相手に申し込む事です。
絨毯爆撃のように大量に申し込むという事ではなく、「どうかな?」「受けてくれるかな?」等の躊躇は捨てて割り切って申し込むという事です。
2.希望条件を緩める
相手への希望を少しづつ緩めていく事で、出会いの確率は上がります。
よくよく条件を見直してみれば、結婚には大事だと思えない部分なども出てくる事が多くあります。
自分にとって大切な部分に希望を集約する事で成婚の確率も大きく上がります。
また、条件はスパッとラインで切ると難しくなりますが、目安として考えると急に展開が変わります。
仮に30代の男性で170cm以上とラインで切ると、6割強になりますが170cmぐらいで167cm以上とすると7割5分まで増えます。
足切りするのではなく目安にすると今までとは変わった相手に出会えるはずです。
3.自分の魅力を上げる
自分の市場価値も固定されているわけではありません。
工夫と努力で婚活市場での価値をを上げることも可能です。自分の魅力を上げるのは2つのパターンに分かれます。
その1.プロフィール上の魅力を上げる
これは写真をより魅力的なものにしてみたり。PR文章を見直してみたりという事です。
簡単ですし、時間もかかりませんので、他の方のPRなどで「良いな」と思う部分があれば真似してみるもよいでしょう。
変更した後に、反応を見て良くなければすぐに元に戻せます。
その2.実際の魅力を上げる
自分自身の市場価値自体を上げてしまえば、高望みが高望みでさえなくなる場合もあります。
1000円だった自分が2000円になれば、1500円は高望みではありません。
究極の完全な解決ではあるのですが、時間も手間もかかります。
出世したりお金持ちになったり、ダイエットしたり有名になったりコミュニケーションが上手になったり難関資格に合格したり
と自分の価値そのものを上げるので効果は抜群ですが、婚活の場合には1のプロフィールの魅力を上げながら並行していく程度の気持ちで良いように思います。
自分のリーチが届く範囲が判明する。
上記のように、トライ&エラーを繰り返す事で、自分自身のリーチの届く範囲がわかります。
結婚相談所の場合、打てる手を打っていけば、ある程度の所で手ごたえが出ますので、そこで手が打てれば幸せはつかめます。
リーチの届く最も良い相手と、出会ってさっさと幸せになる事が婚活のコツです。
リーチが届く相手と納得の結婚が出来れば、十分に高望みの結婚が成功したと言えます。
逆に
もっと良い人。もっと良い人。
とリーチの届かない理想を追い続けてしまう事は確率的には良くはなくなります。
ただし、
結婚相談所ではそれが起きやすくはなるんです。
数万人のデーターには、素晴らしい条件の異性が山ほどいるからです。
目移りするんです。
結婚相談所の出会いに注意すべきは、出会えない事ではなく目移りしない事だとも言えます。
高望みには種類がある
結婚相手に対して、高望みと一括りにされますが高望みには幾つかの種類があります。
高望みかな?と本人が自覚している場合もあれば、種類によっては高望みの自覚が全くない場合もあります。
ごくごく普通の希望が、実はとんでもなく高望みであったりすることが多くあるのです。
条件の高望み
条件的に明らかに高望みという場合はわかりやすく
女性の希望が男性弁護士や男性医師などと言う場合や男性が年齢差のある年下の女性を希望される場合などは、条件面で明らかに難易度が上がる事は予想できます。
需要が多い相手に対して、こちら側が提供できるものに価値を感じてもらえるか?という部分が大きくなります。
普通の人なのに高望み
特に高望みはしていない。希望は普通だと思っていても、それが高望みのケースもお送ります。
感覚が違っている場合があるんですよね。
自分が感じている「普通の人」は世間でいう「普通の人」ではないという事です。
バスケットボールの選手の中では、180㎝は小さいでしょうし、年収が800万で普通だと感じる会社もあります。
世間の感覚とズレがないかを振り返ってみる必要はあります。
また、容姿に関して言うと特に女性の場合
異性に対しては、厳しく偏差値60くらいを指して「普通の人」と表現している事が多く、同性に対して逆に、かなり甘い「普通」をつけている事が多くあります。
女性は自分の友達をほとんど「かわいい」と言いますし、友達の容姿を表現するときの最もひどい表現でも「普通」等と同性には甘い評価、異性には辛い評価をつけがちです。
普通の条件が多すぎて高望み
大卒で500万以上で年齢差5歳位で、170cm以上のタバコを吸わない、同居のない、初婚で、仕事の安定と優しさと明るさと柔軟性のある男性
と言うような希望を持った場合
1つ1つは決して高いレベルの望みではないかもしれません。
でも、大谷翔平でも最初の大卒が引っかかって上記の条件はクリアできないですし、向井理は喫煙が引っかかりクリアできません。
バラしてみると1つ1つは高望とは言えなくても、全てをクリアした相手となると難しくなります。
さらに、難しいのは1つを大幅にクリアした場合、他を大幅に下げるって事ができないんです。
綺麗事抜きで言えば、
彼は188cmだから年収は200万まで下げよう!って考えにはなれないんでしょうし、男性も相手の女性の顔が北川景子ならこの間まで刑務所にいた人でも良いとはならないんですね。
普通の条件も数多く重ねると相手は誰もいなくなります。
婚活で悪いのは高望みではない
どんな人と結婚したいかを決めるのは会員様側です。
結婚相談所がしてほしい結婚をするのではなくて、会員様がしたい結婚を手助けするのが結婚相談所です。
結婚相談所側が伝えるのは、お見合い至る確率や結婚に至る確率が高くなるか低くなるか?どの程度高くなるか?低くなるか?であって、それを含めて判断するのは会員様側になります。
学習塾だって、受験して合格する確率は伝えるでしょうが、受験校を選ぶのは本人なはずですし、お医者さんだって、抗がん剤で治療するのか手術するのか治癒の確率は伝えるでしょうが、決めるのは患者側なはずです。
同じように
どういう結婚相手を望むのか?
それは会員様ご本人の判断になります。
婚活では、高望みが悪いことのように言われます。
結婚相談所から言えば、そうではありません。
高望みは人間なら当然ですので、それをただ我慢するのではなく
希望と、実際に届く範囲と、届く範囲を伸ばす努力をしていく事に注力すべきだと思います。
婚活の市場価値に差があるカップル
私がカウンセラーの知恵を絞ってお見合いしたならにも記載しましたが
魅力(市場価値)に差がある場合、魅力の低い方が価値を上げるか、高い方が価値を下げるかしないと釣り合ったカップルにはなりませんよね。
婚活市場での魅力の違う2人が、お互いに納得して結婚するにはどうしたら良いのだと思いますか?
それは、
魅力の低い方が、自分の無力を上げればよいのです。
そんなのこと出来ないよ!
そう思われることでしょう。
確かに、魅力が簡単に上げられるなら苦労はないですよね。
でも本当に無理でしょうか?
現実は、多くの成婚者たちは自分の魅力を上げ、魅力を増し、高望みをかなえて結婚に至ったのです。
その方法とは
短期的なら魅力は上げられる
男性のマラソンランナーは42.195㎞を2時間10分以内に走り切ります。
こんな超人的な事は普通の人間には出来ません。
彼らは100mを17~18秒で40キロ以上を走り切るのです。
しかし、ここで言えるのは
100mを17~18秒で40キロを走り切るのは無理としても、100mだけなら女性でも可能なはずです。
つまり
短い距離の間だけなら、超人と同じ事が出来るというわけです。
ずっと魅力を上げるのは難しくても、短期間なら魅力は上げられる。
婚活で言えば
出会いから相手に好意を持ってもらうまでの期間
この間だけ頑張って魅力を上げましょう。
という事です。
婚活市場の価値の差を埋める方法
結婚相談所の婚活で言えば
魅力的に見えるのは、相手だけでよいんです。
360度何処から見ても魅力的に見える必要はありません。
短時間・一方向から魅力的に見える方法は
相手に好意を無償で提供するんです。
*デートの費用を支出し、場所、時間など全て相手の都合に合わせる。
*相手が喜んでくれることを考え、実行する
*相手に対して、何の見返りも求めない。相手の話を興味深そうに聞いてあげ、連絡の催促しないし、デートの日程も行先も相手の希望通りにする。相手の行動を詮索しない。
1回のデートで、20づつ無償の好意を積み重ねると、3度のデートで計60の好意が積み上がります。
自分本来の魅力100に好意60が加えられ、相手にとっての自分は160の価値の人間となります。
相手の中では、前に付き合った魅力150の人よりも、あなたの方が魅力的な存在になるんです。
これが、世間で良くある「何で?」という不思議なカップルの正体です。
世間的には不釣り合いに見えても、2人の間では価値の均衡がとれているんです。
魅力に差があっても、その差の分の好意を無償で提供する事で魅力の差が埋まるんですね。
好意を無償で与える
大事なのは
相手に好意を持ってもらうまでは、こちらの好意は無償提供するという事です。
失敗するほとんどの場合、好意を提供したらすぐに見返りを求めてしまうんですね。
男性なら、身体的な接触をしようとしたり、自分の都合を優先しようとしたり、自分の話だけ聞かせようとしたり、自分に対しての好意を求めたり、
好意を与えても、引き出してしまえば魅力の残高が増えません。
結局、相手は残高不足を感じ交際は終わりを告げます。
相手がこちらに好意を持ってしまえば、引き出しても大丈夫です。
釣った魚に餌をやらない
とはそういう事です。
釣り上げるまで魅力的な餌を与えていたわけです。
また、相手の方が自分よりも魅力が低い場合は、与えた好意をすぐに引き出しても交際は続きます。
あなたがプロ野球選手なら、デートの時間は試合後に相手が合わせてくれるはずです。あなたが、野球の試合中にちょこっと抜け出して会いに行ったりする必要はないんですね。
楽な付き合いを望むなら、それが絶対に良いです。
無理に背伸びして付き合う事が幸せとは限りません。高望みをかなえる事だけが幸せとは限りません。
女性には 幸せになるには2番目に好きな人と・・なんて言われます。
結婚相談所においてもそれは納得できる話ではあるんですね。
まとめ
魅力の差は好意の無償提供で埋まります。
無償で好意を与えてくれる人を人は好きになります。好意の無償提供は自分に得しかないんですから。
注意点として
魅力の差があまりにもかけ離れている場合は、好意を長期間にわたって提供し続けなければならなくなります。
100の魅力と1000の魅力なら、1度に20の好意の積み重ねでは45回のデートが必要になります。結婚相談所ではこのようなリーチの届かない相手は勧めません。
物凄く頑張って、1度に100の好意を提供しても9回のデートが必要ですから、釣り合いが取れる前に破滅してしまいます。
結局、ある程度の背伸びで釣り合いに手が届く相手が、自分にとってベストの相手だと言えます。
結婚相談所 トモカイの来店相談はこちら
結婚相談所 トモカイは
数多くの連盟・団体に加盟・提携する事で、身分証明された結婚相談所では日本最多の会員数約17万人超のご紹介が可能です。
お気軽にご相談ください。
オンライン予約 ご来店予約
トモカイへの無料・相談予約はこちらから