考え方の違い
物の考え方と行動には演繹型と帰納型があります。
例えば
東大に入学すると決めて それに有利な中学高校を選び塾を決め学習していく行動の仕方を演繹型と呼びます。
日々の学習をコツコツとやり続け結果として成績が上がり 自分のレベルが東大合格レベルとなり東大に入学する行動の仕方を帰納型と呼びます。
結果・結論が最初なのが演繹型 最後なのが帰納型です。
演繹型の行動思考の代表例が
ソフトバンクの孫正義
GMOの熊谷正寿
居酒屋 和民の渡邊美樹
F1レーサーの佐藤琢磨
マリナーズのイチロー
と言った人達で 成功者に多い行動思考となります。
結婚において考えると
結婚相談所登録は演繹型となり 偶然から発生する恋愛結婚は帰納型といえるでしょう。
相談所登録の場合は結婚すると言う目的の為に
出会いを増やす
知り合う
付き合う
愛し合う
と言うプロセスを踏みます。
偶然から発生する恋愛の場合
偶然知り合う
自然に付き合う
愛し合う
結果として結婚する
と言う順序です。
演繹型と帰納型はどちらが良いかは別にして 相談所の立場として考えるなら演繹型の行動をお奨めします。
目的に到達する確率が高いからです。
帰納型の行動では余程の能力か ラッキーに恵まれない限り結果を得る可能性が低いからなのです。
アイドルになりたい女の子がいつかスカウトをされる事を待っていても そのいつかはやってきませんし佐藤琢磨は渡英しなければF1レーサーになれない事を知っていました。
男女の交際や結婚は相手のある事ですから同じ括りでは語れませんが、
それでも
自分が好きな相手に自分の事も好きになってもらうには?
と言う演繹型の思考行動の方が
自分の好きな相手に自然に自分の事も好きになってもらう。
と言う帰納型の思考行動よりも遥かに相思相愛になる確率は高くなります。
もちろん、先に述べましたように 自分自身に魅力満載の場合やたまたまの偶然で貴方を好きな異性が現れることもあります。
しかし、一般的な人間が結果を得るためには演繹型の思考行動が最も確率が高くなる事は間違いない事だと思います。
アイドルなりたいならオーデションを受けるべきなのです。
偶然、道を歩いている貴方に素敵な紳士が
「ハンカチ落としましたよ。セニョリータ」とか
通勤電車の中で痴漢をとっ捕まえた貴方に
「助かりました。お礼にお茶でも」等という偶然は期待してもやってはこないのです。