テクニックの必要性
結婚相談所を生業としていると、どうしても綺麗事を言えない部分が多くなってきます。(嫌な奴だと思われるかな?といつも書きながら思ったりしています。
例えば、恋愛はどうしたって技術が優先してしまいます。そこを綺麗にテクニックよりも心があればいい。とは言えないんです。
同じ相手を思う心(パワー)であれば技術(テクニック)に勝るほうが必ず勝ちます。
遠藤周作は
「私は技術のない恋愛や、かけひきのいらない恋愛は信じない。なぜなら恋愛というのは実に難しいものだからです。相手を恋すること、お互いを信じあうことだけではどうにもならない場合がいくらでも起こってくるのです。恋愛が壊れるのも恋人同士の心が弱かったものもあれば、不誠実であったものもあるでしょうが、むしろ当事者である恋人同士が恋愛が下手だった場合も多いのです。」
と著書に書いています。
初恋の99%が破れるのも、純粋すぎる相手への気持ちを不器用で未熟な自分が壊してしまうからなのは皆さんも経験があるはずです。
私は常に恋愛はテクニックやコツで大幅に変わると言っていますし、それが現実で事実だと思います。
決して心を必要としないと言っているのではなく、ゴルフで物凄いパワーショットを打ててもカップの方角に飛ばす技術がなければ成功しないと伝えたいのです。
だからこれからも恋愛はテクニックだと言い続けると思います。