受験を控えた娘に、こんなことを言われました。
「お父さん、どうしてもっと勉強しろって言ってくれなかったの?」
私としては、何度も言ったつもりです。娘にそう答えると、今度は「もっと自然に、やる気になる言い方があったでしょう」と返ってきました。
さすがに、それはお父さんのせいではないだろうと思います。
でも、「もっと早くやっておけばよかった」という気持ちは分かります。私自身、後になって大切さに気づいたことが何度もあるからです。
結婚にも、そういう面があると思うのです。
結婚の見え方は、年齢とともに変わることがある
2017年に公表された結婚に関する調査では、既婚者のうち「結婚はした方が良い」と答えた人は、20代では44.9%、60代では72.5%でした。
この数字だけで、「誰でも年を取れば結婚した方が良いと思うようになる」とは言えません。20代と60代で答えたのは別の人たちです。
ただ、年齢を重ね、長い生活を経験した後では、結婚の見え方が変わることはあるでしょう。
若いときには、一人でも十分楽しい。仕事も友人との時間もあり、結婚を急ぐ理由が見つからない。それは自然なことです。
一方、何年も先の暮らしを考えたとき、誰かと日常を分かち合うことに、今とは違う価値を感じるかもしれません。
「あのとき動けばよかった」は、後からしか言えない
もちろん、結婚すれば必ず幸せになるわけではありません。「結婚しなければよかった」と思う人もいるでしょう。
だから、結婚したくない人にまで「結婚した方が良い」とは言いません。
ただ、結婚したい気持ちがあるのに、何年も先延ばしにしている人には伝えたいのです。
「あのとき動けばよかった」と思ったとき、過去に戻って婚活を始めることはできません。娘の勉強と同じで、後から時間だけを取り戻すことはできないんです。
今すぐ誰かとの結婚を決める必要はありません。でも、結婚したいなら、出会いを探し始めることはできます。
結婚するかどうかは、自分で決める
「結婚した方が良いのか」に、全員共通の答えはありません。
大切なのは、今の気分だけでなく、これからの自分の暮らしも考えたうえで決めることです。
そのうえで結婚したいと思うなら、いつか動こうではなく、今できる一歩を踏み出した方がいい。
後になって気づくことはあります。でも、今気づいている気持ちまで、先送りにする必要はありません。
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