以前、トモカイで成婚されたお二人が、そろって来店してくださいました。
雑談の中で男性が、
「結婚後は家事をなるべく分担して、二人でやっていきたいです」
と話していました。
とても良い考えです。
そこで私は、家事にはそれぞれ「獲得ポイント」があるという話をしました。
ただし、このポイントは、家事にかかる時間や作業量だけでは決まりません。
相手がどれだけその家事を嫌いかによって、獲得ポイントは変わるのです。
家事の大変さは、人によって違う
料理が好きな人にとって、夕食を作ることはそれほど苦にならないかもしれません。
一方で、料理は平気でも、食後の片づけは大嫌いという人もいます。
洗濯機を回すのは苦にならないけれど、干して、取り込んで、畳んで、しまうのは面倒だと感じる人もいるでしょう。
トイレ掃除は短時間で終わっても、絶対にやりたくない人がいます。
反対に「掃除は嫌いではないから平気」という人もいます。
つまり、すべての家庭に共通する家事の点数表はありません。
ある家庭では料理が10点でも、別の家庭では2点かもしれない。
家事の負担は、作業の大きさだけでなく、その人の得意不得意によって変わるからです。
家事の数を半分にしても公平とは限らない
家事分担を考えるときに、
「二人で半分ずつにしよう」
という話になることがあります。
考え方としては公平に見えますが、家事を半分ずつ分ければ平等になるとは限りません。
一人が料理、買い物、献立を考えることを担当し、もう一人がゴミ捨てだけを担当して、「一つずつ分担した」と言っても負担は同じではないでしょう。
また、ゴミ捨ても、家の中のゴミを集める、分別する、袋を替える、回収日を覚えておくところまで含めるのかによって、作業量が変わります。
家事には、実際に手を動かす作業だけでなく、
「洗剤がなくなりそう」
「そろそろトイレットペーパーを買わないと」
「明日は燃えないゴミの日」
と考え、管理する仕事もあります。
目に見える家事だけを数えても、本当の負担は分かりません。
高得点を取るなら、相手が嫌いな家事をする
私が男性に伝えたかったのは、家事をたくさんすれば偉いということではありません。
少ない労力で高得点を狙うなら、自分が比較的苦にならず、相手が嫌いな家事を引き受けるのが一番です。
自分にとって3点の家事でも、相手にとって10点なら、それを担当することで相手の負担は大きく減ります。
反対に、自分がやりたい家事だけを選び、
「これだけやっているのだから十分でしょう」
と考えても、相手が大変だと感じている部分が残っていれば、不満はなくなりません。
家事分担で大切なのは、自分がどれだけやったかを主張することではなく、相手が何を負担に感じているかを知ることです。
家事分担は結婚後も変えていい
最初に決めた家事分担が、ずっと公平なままとは限りません。
仕事が忙しくなる。勤務時間が変わる。妊娠や出産、育児が始まる。体調を崩すこともあります。
生活が変われば、家事の負担も変わります。
そのたびに、
「今、負担になっている家事は何?」
「分担を少し変えた方がいい?」
と確認すればいいのです。
結婚生活は、一度決めたルールを守り続けることではありません。
二人の状況に合わせて、暮らしやすい形に調整し続けることです。
家事分担で大切なのは「負担感の公平」
結婚後の家事は、すべてを同じ数に分けなくても構いません。
料理が得意な人が料理をして、掃除が苦にならない人が掃除をする。それで二人が納得しているなら、良い分担です。
大切なのは、作業の数や時間を完全に同じにすることではありません。
お互いが嫌いな家事や負担に感じることを知り、二人の負担感がなるべく公平になるように分けることです。
相手が一番嫌がっている家事を引き受ければ、家事ポイントはかなり高くなります。
もっとも、そのポイントを現金やプレゼントに交換できるかどうかは、家庭によって違います。
婚活のご相談はトモカイへ
結婚前には、住まいや仕事、お金だけでなく、家事をどう分担するかも話しておきたいものです。
「どこまで確認すればいいのか」「相手にどう切り出せばいいのか」と迷ったら、千原にご相談ください。
結婚相談所トモカイでは、婚活や交際中のお悩みについて、ご来店・オンラインで無料相談を承っています。
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