狭いストライクゾーン

私は、結婚相談所の人間ですので

こうした方が良い。

とか

こうしない方が良い。

とか色々と会員様にもお伝えしています。

でも、私自身が女房に逃げられて婚活を始めたなら、やっぱり右往左往すると思うんです。

私自身が、伝えられることは

感性が近い

相性が悪くない

そういう相手に誤解をされないように、そういう相手と出会ったら逃がさないようにという事です。

決して

相性の悪い相手と相性が合うように出来るという事ではないんですね。

ダメなものはダメなんです。

ダメなものをその場だけ凌いでも、それは凌げただけの話です。幸せには繋がりません。

結婚相談所をしていると、同じ事柄なのに受け止め側によって物凄く違いがあるのだという事がよくわかります。

極端な例で言えば

お見合いで10分の遅刻を

・何とも思わない人

・重大な過ちだと思う人

・好ましくないがありうることだと思う人

が現実にもいますよね。

就職の面接や試験の開始時間などであれば、全員が10分であっても遅刻は重大な過ちだと思います。

ところが、お見合いなどの場合は、好ましくないがありうると思う人が増え、なんとも思わない人も僅かですが出てきます。

お見合いであっても、遅刻は重大な過ちだと考える人と、何とも思わない人では事の大きさが全く違うものになるんですね。

男女の仲では他にも

男性が初回のデートでドライブに誘った場合

・気にせず行く女性

・初回では行かない女性

・初回でドライブに誘うなど失礼だという女性

がいます。

30分の電話が長いと思う人もいれば、いつもそれ以上話すという人もいます。

デートは割り勘だという人もいれば、男性が奢る事が当たり前だと思う人もいます。

この感覚での判断は

どれも、はっきりとした正解がないんです。

自分自身の考えは考えであって、誰もが共有しなければいけない正解ではないんですね。

ここの理解が欲しいのです。

結婚相談所でも、カウンセラーさんの中には会員様の考える正解を、不変の正解のように考えられる方がいます。

それは違うんですね。

ルールの中での活動であれば

男女2人の考え方の相違を、歩み寄った着地点がそのカップルの正解なんです。

歩み寄れない違いがあれば、その2人には縁がなかったという事です。

自分の考える正解に相手を従わせるというのは、とても傲慢な考え方ですし、歩み寄りが出来ずに結婚への可能性も摘んでしまいます。

人間は、相性の合わない異性がほとんどです。人としてという部分は合わせられても男女になればほとんどの人が合わないのです。

だから、みんな右往左往し結婚に苦労しているんです。

ストライクゾーンは自分が思っているほど広くないんですね。

結婚相談所をしているとそれが本当によくわかります。

 
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