婚活とはあまり関係のない話です。

でも、

人間関係では意外とこういうことがあるな、と思った出来事です。

電車で席が空いた

先日、電車でつり革につかまって立っていました。

すると、

ちょうど私の前の席が空きました。

目的地まではまだ少しあります。

「では座ろう」

と思った、その時です。

空いた席の隣に座っていた女性が、

少し離れたところにいた知人に向かって、

「斉藤さん!斉藤さん!ここ空いたわよ!」

と声をかけました。

一瞬にして、

その席が

斉藤さん予約席

になりました。

斉藤さんは座らない

ところが斉藤さんは、

「大丈夫。もうすぐだから立ってる」

と遠慮しています。

すると女性は、

「あ、そうなの・・」

と少し残念そうにしたあと、

私に向かって、

「どうぞ」

と言いました。

本来なら、

「ありがとうございます」

と言って座ればいいだけです。

最初から私は座るつもりだったのですから。

ところが私は、

「結構です」

と座りませんでした。

なぜ座らなかったのか

座りたかったのに座らなかった・・・

なぜか座る気をなくしてしまった。

たぶん、

私の頭の中では、

その席、もともと俺が優先だったよね?あなたに譲ってもらう流れじゃないよね?

という、

ものすごく小さな座席優先の権利意識が発生していたんだと思います。

そして一度、

その権利を横取りされたような気持ちになると、

今度は

「もういいよ」

となってしまう。

完全に意地です。

人間は損得だけでは動かない

冷静に考えれば、

座った方が得です。

目的地まではまだ距離がありました。

疲れてもいました。

座席も空いています。

それでも私は立ち続けました。

つまり、

人間は必ずしも、自分にとって得な行動をするわけではありません。

感情が入ると、損だと分かっていても意地を張ります。

これ、

男女関係でもよくあると思うんです。

婚活でも「もういい」が起こる

例えば、

LINEの返信が少し遅かった。

デートの提案をしてくれなかった。

自分ばかり誘っている気がした。

相手の言い方が少し引っかかった。

そこで、

「だったら私も連絡しない」

「もう誘わない」

「向こうから来るまで待つ」

となる。

本当は、

相手に会いたい。

交際も続けたい。

でも、

感情の中に小さな意地が入ってくる。

すると、

自分が本当に望んでいることとは逆の行動をしてしまいます。

正しいかどうかより、欲しい結果は何か

私の場合、

座りたかったのなら座ればよかったんです。

「誰に最初の権利があったか」

なんてどうでもいい話です。

婚活も同じで、

「どちらが先に連絡するべきか」

「どちらが謝るべきか」

「今回は相手が誘う番ではないか」

と考え始めると、

だんだん本来の目的を見失います。

本当に大事なのは、

自分はどうしたいのか

です。

会いたいなら誘う。

話したいなら連絡する。

誤解があるなら確認する。

その方が、

よほど話は早いと思います。

それでも私は座らなかった

とはいえ、

偉そうなことを書いていますが、

私はその日、

最後まで座りませんでした。

そして立ちながら、

「俺は、小さいなあ」

と自分で思っていました。

人間というのは、

分かっていても、

なかなか立派にはできていないものです。