KY・空気を読む

昔はなかった言葉で「空気を読む」とかそれが出来ないと「KY」だとかいう言葉があります。

日本社会はそのような独特の間というか空間の雰囲気を感じあう事で、成り立っている部分もあります。

「うちの馬鹿息子が・・」と言う相手の息子が本物の馬鹿だとは誰も思いませんし(本物もいます)

「人は良いんだけどね~悪い人じゃないんだけどね~」は本当はそう思っていないのも日本社会の共通認識になっています。

さて、上記のような空気感も男女の仲になると結構難しくなります。

問題は特にデリケートな空気の変化に弱い男性に多くなります。

このような男性はやはりアメリカ人を参考にするのが良いかと思います。

基本的に移民で他民族国家のアメリカはみんなある意味「KY」同士です。

そこで生じる摩擦をなくす為に

ジェスチャーを大げさにして感情を言葉ではっきりと伝えています。

例えばお父さんがお母さんからセーターのプレゼントをもらった場合

日本人のお父さんは「こんな明るい色、派手すぎないか?」などと言います。
それを見ていた娘が「お父さん!せっかくお母さんが買ってくれたのに・・」とか責めますが、お母さんが「あれでお父さんは喜んでいるのよ。」などと素直にありがとうと言えないお父さんの気持ちを理解してあげたりします。

それに対して

アメリカ人のお父さんなら「ワオー!!!!ありがとう。感激だよ。信じられない。何て素敵な色なんだ。僕に似合うかい?」とか大喜びします。

日本人の男性はここを学んでも良いと思います。

本当は日本人の方が空気を読む力はあるのですが、初対面やまだ気心のしれない男女の場合うまく読みきれない場合も多くあります。

その場合はいっそ空気を読まずにダイレクトに伝えた方が間違いがないかもしれません。

事実、多くの女性はそのような直接的な表現を嫌うことはありません。

合理的国家アメリカの知恵です。