待ちぼうけ 北原白秋

待ちぼうけ、待ちぼうけ
ある日せっせと、野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木のねっこ

待ちぼうけ、待ちぼうけ
しめた。これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ

待ちぼうけ、待ちぼうけ
昨日鍬取り、畑仕事
今日は頬づゑ、日向ぼこ
うまい切り株、木のねっこ

待ちぼうけ、待ちぼうけ
今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日はで森のそと
兔待ち待ち、木のねっこ

待ちぼうけ、待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
いまは荒野の箒草
寒い北風木のねっこ

ある日、うさぎが自ら切り株に突っ込み激突死を遂げます

何もしないで獲物を得るという、ラッキーな成功体験を得た農夫はそれからずっとうさぎを待ち続けますが、そんなうさぎは二度とやってこず、畑は荒れ果ててしまいまうという歌です。

女性に多いです。

学生のころの恋愛や今までの恋愛は、みんなハンターである男性に狩られて付き合った。

こっちは何もせずにいても、男性がそんな私を放っておかなかった。

でも、ここんとこしばらくハンターはやってこないな。

どして?

現在

ハンターは山奥まで猟をしにいきません。

人里に沢山獲物がいるからです。

山に隠れていたら、あなたがどれだけ素敵な人であってもハンターとは会えません。ハンターと出会うなら人里(婚活市場)に出てきましょう。

と北原白秋は言ってます。