お見合いの会話で距離を縮める

お見合いの会話でどうやって距離を縮めるテクニックってありますか?

と聞かれることがよくあります。

答えとしては、特に変わったことは必要ないんです。

距離が詰まる会話と言うのは

面白い事言う必要もありませんし、気の利いた事言う必要もないんです。

聞かれたことに誠実に答える

それだけで、距離は縮まるんですね。

例えば

お生まれが九州と書かれていましたけど、東京はお仕事されてからですか?

と言う質問に

いえ、大学が東京の〇〇大学なので、それからですね。正確に言うと、一浪したので19歳からになります。それからずっと東京ですね。

というように詳しく誠実に答えるだけで、距離は縮まっているんです。

逆に

お仕事は、どういう関係のお仕事なんですか?

という問いに

普通の会社員です。

という答えだと、距離は縮まるどころか離れてしまいます。

お見合いで

相手からの質問に

丁寧に答える=距離が縮まる

はぐらかす、あやふやに答える=距離が離れる

という形になります。

相手に質問するって事は、距離を詰めようとしている事です。

質問に答えるという事も、距離を詰めようとしている事です。

相手との距離が縮まれば、相手の事をより深く知る事が出来ます。

そして、深く知って出た答えが、より正確な答えになります。

お見合い前は誰でも、「今日会う人はどんな人だろうな?」と思ってやってきます。

距離が縮まらなければ、どんな人かわかならいままです。

交際にもつながりにくくなります。

お見合いに限らず、質問や会話に丁寧に誠実に答えるだけで距離は縮まります。それ以外に近道はないんですね。

逆の場合

もしも、お見合い相手が上記のような距離を取り続ける会話をするタイプだった場合に頭に入れておいて欲しい事があります。

こちらが聞いたことに正確に答えてくれない。

そんな場合も、相手は決して悪意がある訳ではないんですね。

距離を取り続けた会話をする理由は

警戒心なんです。

初対面の相手を警戒しているのが原因であって、警戒心が解ければ話してくれます。

過去に嫌な思いをしたとか、そういう危険を避けたいとか

そういう気持ちからのものなんです。

それを、理解して接してあげれば、相手の警戒心もきっと時間と共に和らいでくるはずです。