お見合いで、相手との距離を縮めるにはどうすればよいのでしょうか。
面白い話をしたり、気の利いた質問を用意したりする必要はありません。
まず大切なのは、相手から聞かれたことに丁寧に答えることです。
質問は、あなたを知りたいという気持ち
例えば、相手からこう聞かれたとします。
「九州のご出身なんですね。東京にはお仕事で来られたんですか?」
「いえ、大学からです」
これでも質問には答えています。ただ、会話はそこで止まりやすくなります。
「大学から東京です。九州には今も家族がいるので、年に何度か帰っています」
と答えれば、相手はあなたの暮らしを少し想像できます。「帰省するときは何をされるんですか」と、次の会話にもつながるでしょう。
質問に答えるたび、相手に自分を知る手がかりを一つ渡す。 それが、お見合いで距離を縮める会話です。
短い答えが続くと、相手は話しにくくなる
「お仕事は、どんなことをされているんですか?」
「普通の会社員です」
こうした返事も、間違いではありません。しかし、何度聞いても短い答えだけが返ってくると、相手は次に何を聞けばよいか分からなくなります。
それだけでなく、「あまり自分とは話したくないのかな」と感じるかもしれません。
同じ質問でも、
「自動車部品の設計をしています。パソコンで製品の形を考える仕事です」
と答えれば、仕事の様子が伝わります。長い説明をする必要はありません。相手が想像できる言葉を、少し足すだけでよいのです。
相手からの質問に、丁寧に答える=距離が縮まる。
答えられることまではぐらかし、あやふやに答える=距離が離れる。
お見合いでは、この小さな差が会話のしやすさを変えます。
答えたくないことまで話す必要はない
もちろん、丁寧に答えることと、何でも打ち明けることは違います。
勤務先や住まいの細かい場所など、初対面ではまだ話したくないこともあるでしょう。その場合は、答えられる範囲で伝えれば十分です。
「詳しい場所はもう少し親しくなってからお話しできたらうれしいです。今は都内に住んでいます」
これなら自分の安心も守れますし、相手も「聞いてはいけなかったのかな」と戸惑わずに済みます。
また、自分が質問したときに相手の返事が短くても、すぐに脈なしと決めつけないでください。緊張している人も、初対面では慎重に話す人もいます。答えにくそうなら、その質問を重ねず、別の話題に移りましょう。
お見合いは、少しずつ知り合う時間
お見合いに来るとき、誰もが「今日はどんな人だろう」と思っています。
相手を知るために質問し、自分を知ってもらうために答える。そのやり取りを重ねて、少しずつ距離が縮まります。
会話を盛り上げようと頑張りすぎなくて大丈夫です。
聞かれたことに丁寧に答え、自分を知る手がかりを一つ添える。
まずはそこから始めてみてください。
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