自虐を真実だと思われる
日本のテレビを見たことのない外国人がいたとします。
その外国の方が、お笑いのダウンタウンと対談したとします。
ダウンタウンが「コメディアンです。テレビに出て人気者になりたいです。」と自己紹介したとしたら、日本人なら笑うでしょうが、彼らを知らない外国人なら
「そうですか、テレビに出られるように頑張ってください。」と真に受けるはずです。
お見合いでも同じことがあります。
自虐で言ったことを、鵜呑みにされてしまうんですね。
お互いに知った仲なら冗談や自虐でいっているとわかる事でも、初対面の相手にはそれは通じません。
大事なお仕事ですね。と言う女性の言葉に
・大した仕事じゃない
・やることないからやっている。
・あんな仕事誰でも出来る。
等と言う、仕事に対しての度を越した謙遜、自虐
ご立派なご両親ですね。と言う家族への言葉に
・偏屈で融通が利かないんですよ。
・内と外では全然違うんです。ルーズなんです。
等と言う、照れ隠しや謙遜から来る自分の家族の話
他にも
・出来れば寝て暮らしたい
・働きたくない。
・会社が嫌い
・努力は嫌い
等と、実際はしっかりと仕事をしているのに上記のような自虐で話をしてしまう方がいます。
良く知った相手なら、そんなことはないと思ってくれるかもしれませんが、お見合いの相手は初対面です。
そういう人なんだ・・。
と言葉通りに誤解されてしまいます。
事実、こういう例はいくつもあるのです。
確かに軽い自虐は、親しみは感じさせます。
ただ、それを言うタイミングは初対面ではありません。
ある程度お互いを知ってからになります。お見合いではマイナスになるような事は言わない方が無難です。