簡単ではない嫌いになる方法

人に好きになってもらう事が難しいのと同様に、自分自身が好きな人を嫌いになる事も難しいですね。

結論から言えば

嫌いになる事は簡単ではないんですね。

人間の脳みその構造がそうなっているんです。

基本的に脳みそって、操作不能なんですよね。

簡単に操作できるのなら、苦手なシイタケだってニンジンだってすぐに好きになれるでしょう。

親が一言いえば、子供は勉強好きになるはずです。

それが出来ない・・・

怒られても、困っても出来ない。

それが脳です。

だから、好きな人を簡単には嫌いになれないんですね。それが終わった恋であったとしても実らない仲であったとしても、忘れなきゃいけない人であったとしてもです。

脳は制御不能だと理解した上でとるべき方法は

1つは、時間が忘れさせてくれます。

昨日より今日、今日より明日の方が傷はいえます。何かに打ち込んで時間を消費していけば徐々に記憶は薄れていきます。

2つめに、上書きする事です。

新しい出会い。新しい恋によって忘れるべき人を忘れるんですね。新しい出会いが実れば問題なく立ち直ることが出来ます。

3つめに、旅に出る事です。

センチメンタルジャーニーってやつです。旅は新たな情報を脳にインプットしてくれます。日常ではないために新鮮な情報となって脳を埋めてくれます。

4つめに、ポジティブに考える事です。

やせ我慢でもポジティブに考える事により、脳は操作できませんがあきらめがつくようになります。脳の本質で納得できる部分があれば恋の終わりを納得することが出来ます。

5つめに、底まで沈むことです。

暗ーい曲を聞き、暗ーい部屋に閉じこもり底まで沈んでいると、やがて人間の生命力が湧き出てきます。「いつまでもこうしちゃいられない。」と思うんですね。そこまで沈んでおなか一杯食べて元気を取り戻す事です。