共通点が好意に繋がる

ボクシングジムにダイエット目的で通った時

私に話しかけてくるのは

お腹の出たオジサン達でした。

シュッと鍛え抜かれた体の本物のボクサーと私の間には交流が全くありませんでした。(仲良くなればジュースぐらい奢ってやったのに・・・)

何故、お腹の出たオジサンが私に話しかけてくるのか?

それは

私もお腹の出たオジサンだからです。

お腹の出たオジサンにとって、同じくお腹の出たオジサンはボクシングジムにおいて、仲間だと認識されるのです。

これが、共通点の魅力になります。

ボクシングジムに限らず、

人は自分と似た人、共通点のある人に親近感を持ちます。

初対面の人と仲良くなるのに一番最初にする事が

共通点探しです。

自分と似た人に人は好意を持ちやすい。と言うのは科学的にも証明されている人間心理ですもんね。

特に、この共通点探しは初対面で最も効果を発揮します。

初対面で効果的

つまり

お見合いで効果的という事です。

お見合い前に、お相手のプロフィールを見て引っ掛かりがありそうな共通点があるかを確認してみましょう。

趣味やPR文章で共通点があれば、会話の引っ掛かりはそこです。

何度読み返しても、1つも見つからなくても悲観する事はありません。

会話の中で共通点を見つけていけばよいのです。

音楽

食べ物

旅行先

仕事

出身

学校

部活動

マイブーム

映画

もしも、会話の中で共通点が見つからないなんて悲劇が起きたとしても、縁がなかったと諦めるにはまだ少し早い。

共通点がなければ

こっちから、共通点に寄せてしまえば良いのです。

餃子が好きだと言うなら、こっちも餃子大好きになれば良いですし、相手の好きな音楽を自分も好きだと言えばよいです。

もっと言えば、

相手の考え方を理解するだけでも共通点・類似点になります。

そこまでしたくないですか?

そこまでして相手に合わせたくないですか?

でも、した方がより正確に相手を理解できます。

初対面の2人の距離が100mなら、相手の事などよくわかりません。

しかし、共通点を見つけ好感を持って距離が詰まった場合

相手を10mの距離で見る事が出来ます。

100mで見たお互いと、10mで見たお互い

どちらが、より正確な相手の姿をとらえているかは言うまでもありません。

10mで見て、自分とは合わない相手だと思えば、その判断をすればよいだけです。

まずは、10mの判断をする為にも、お見合いの場では相手との共通点・類似点を探してみる事です。

10mで見たお互いが魅力的であったなら、2人の距離は5m 3m 2mと接近し交際は進んでいくはずです。

そして、どこかの時点で自分と合わない相手だと認識するかもしれませんし、自分とぴったりの相手だと確信するかもしれません。

その判断に後悔はないはずです。

その為にも、まずは初対面では共通点探しを心してみましょう。

書くまでもない事ですが

相手に寄せるのは、自分が絶対に譲れないような部分や結婚・人生の根幹の部分ではないです。そういう部分でズレがあれば、それはそれが答えです。

相手が、お笑いのサンドイッチマンが好きだと言うなら、大して好きでなくても、「良く知らないっスね。」等と突き放すのではなく「彼らは、本当に面白いですよね。」と寄せてあげると言う事です。