妻が熱心に話しているとき、私は「へぇー」「そうなんだ」と相づちを打ちながら、別のことを考えている場合があります。
明日のお昼はカレーにしようかな。シーフードカレーか、カツカレーか。
ひどいですか?
ひどいですね。
返事はしていても、話を聞いているとは言えません。
人は自分の話を聞いてほしい
お見合いやデートで「何を話せばいいかわからない」という相談を受けることがあります。
面白い話をしなければ、会話を盛り上げなければ。そう考えると、かえって緊張しますよね。
でも、会話は自分がうまく話すことだけで成り立つわけではありません。
相手が「旅行に行ってきたんです」と話したら、「どこへ行ったんですか?」と聞く。「楽しかったんです」と言われたら、「何が一番印象に残りました?」と聞く。
相手の話に興味を持てば、次に聞きたいことは自然に出てきます。
自分の話を聞いてもらえると、人は嬉しいものです。そして、「この人とは話しやすい」と感じます。
聞き上手が好かれるのは、相手に気持ちよく話してもらえるからです。
聞くばかりでは、寂しいですけどね
さて、妻が話し終わったので、今度は私が話そうとしました。
「そういえば、この間さ……」
すると妻は、
「ごめん、眠くなってきたから寝るわ」
すっきりした顔で寝室へ消えていきました。
誰もいなくなったリビングで、テレビから週刊ロビのCMが流れてきます。
「君の友達、ロビ」
買おうかな・・・
私の話も、誰かに聞いてほしいですからね。
お見合いでも、一方だけが話して終わるのではなく、お互いが「話せた」「聞いてもらえた」と思えると、また会いたくなります。
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