第一志望の難しさ

例えば大学受験などで、早稲田を第一志望で早稲田に受かれば本人も満足です。

でも、東大志望だった人が東大滑って早稲田だと、せっかくの早稲田が満足できなかったりします。

明治大学にも慶応大学が第一志望で満足できない人がいますし、日本大学にも青山学院大学に入るはずだった方が多くいます。

婚活も同じようなとこがあります。

あんまり高い理想を掲げても、それを達成できる人は稀なんです。

高すぎる理想は努力の外側にありますから

努力しても達成できずに空回りして時間ばかり使います。

これは、勉強やスポーツなら多くの人が理解するんですね。

自分が努力で司法試験を突破できるか?

自分の能力でプロ野球選手になれるか?

真剣に向き合えばわかってしまうんです。

しかし、恋愛や男女の仲では自分の限界が見えなくなってしまっている人も多いんです。

自分の限界、届かない場所にある幸せを願ってみても結局は届きません。

現実を知った人から結婚していくという事です。

現実を受け入れ、現実的なつり合う相手という話であれば実現は難しくはありません。

目標の目安としては

自分の自他共に認める長所の数=相手への希望の数

ってとこです。

長所は自他共に認められるものじゃないと長所じゃない可能性もあります。(眉毛が太いとか、土踏まずが大きいとか)

私も自分的には長所は2億個ほどあるのですが、女房からは2個しか見えないそうです。

一見、夢のない話に聞こえますが 実はそうじゃない。

相手への希望を増やすのは、自他共に認められる長所を増やせば良いだけです。

長所はもちろん内面だって良いのです。

そうやって希望する相手が釣り合ったお相手になるって事です。

大学だって、第一志望に入る人なんてほとんどいないんです。

それでみんな不幸かっていうと、そうでもない。

結婚もそうです。

髙い理想だけを掲げて、しんどい思いするよりもある程度は手に入る幸せを目標にした方が幸せになる確率は高くなります。

幸せにしてもらう結婚は難しい。

でも

共に幸せになれる結婚なら、近くにあるような気がします。