現在は、昔より結婚しにくい時代です
しかし同時に、自分が納得できる相手と結婚しやすい時代でもあります。
結婚する人の数は減りましたが、一つひとつの結婚まで悪くなったわけではありません。
むしろ、相手を自分で選べるようになったことで、幸せな結婚をつくりやすくなった面もあるのです。
自由に選べるから結婚は難しくなった
昔は、職場や親戚、近所の人などが結婚相手を紹介してくれました。
「この年齢になったら結婚するもの」という社会的な圧力も強く、現在ほど多くの選択肢があったわけではありません。
現在は違います。
誰と結婚するか。
いつ結婚するか。
そもそも結婚するかどうか。
すべて自分で決められるようになりました。
自由になったこと自体はよいことです。
しかし、相手を自由に選べるようになると、誰もがなるべく条件のよい相手を選ぼうとします。
その結果、人気が一部の人に集中し、希望する相手とのマッチングが難しくなります。
結婚が減った理由の一つには、こうした「選択の自由」があるのでしょう。
選べるからこそ決められない
選択肢が増えるほど、人は迷いやすくなります。
「もっとよい人がいるのではないか」
「この人に決めて後悔しないだろうか」
「次に会う人のほうが条件がよいかもしれない」
多くの相手から選べることは、必ずしも幸せなことばかりではありません。
現在の婚活が難しいのは、出会いがないからだけではなく、選ぶことと、決めることが難しくなったからです。
相手を選ぶ自由を得た代わりに、その選択に自分で責任を持つ必要も生まれました。
現在は納得して結婚できる
昔の結婚には、家同士の事情や世間体、経済的な理由などから、自分の意思だけでは断りにくいものもありました。
もちろん、昔の結婚が不幸だったということではありません。
紹介やお見合いから始まり、幸せな家庭を築いた夫婦も数多くいます。
ただ、現在は結婚しないという選択もできます。
それでも結婚する人の多くは、「自分がこの人と結婚したい」と考えて結婚します。
誰かに決められた相手ではなく、自分で選び、自分も選ばれた相手と結婚する。
結婚までの難易度は上がりましたが、納得して結婚できるという点では、現在のほうが恵まれているとも言えます。
晩婚化も悪いことばかりではない
晩婚化には、子どもを希望する場合の時間的な制約など、無視できない問題があります。
そのため、結婚は遅いほうがよいとは言えません。
一方で、年齢を重ねることで、
– 自分が大切にしたいもの
– 苦手な相手のタイプ
– 結婚生活に求めるもの
– 自分自身の長所と短所
が分かってくることもあります。
ただし、年齢を重ねれば、自動的に異性を見る目が養われるわけではありません。
これまでの経験を振り返り、自分の選び方を修正してきた人ほど、結婚相手を現実的に見られるようになります。
結婚の数と幸せは別の話
結婚する人が減ることは、少子化や社会全体の維持という面では大きな問題です。
しかし、社会全体の婚姻数が減っていることと、一組の夫婦が幸せかどうかは別の話です。
現在は、結婚しやすい時代ではありません。
しかし、自分が納得した相手と、自分の意思で結婚できる時代です。
大切なのは、選択肢を増やし続けることではありません。
多くの選択肢の中から、「この人となら、問題が起きても一緒に解決していける」と思える相手を選び、最後は自分で決めることです。
結婚するまでの難易度は上がりました。
その代わり、自分で選び、自分で納得して結婚するという意味では、幸せな結婚をつくりやすい時代になったとも言えるのではないでしょうか。
結婚相手の選び方に迷ったら
選択肢が多いほど、自分一人では判断できなくなることがあります。
「もっとよい人がいるのではないか」
「この人に決めてよいのか」
「希望条件を見直すべきなのか」
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