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数学的には不可能な理想の人との交際

自分の理想の異性はどのくらいの割合でいるのか?

を計算すると

異性約30万人に1人となるそうです。

年齢・学歴・相性・住所・現在フリー等それほど高いハードルでなくても条件が重なると絶望的な確率になるんです。

さらに、普通に生活していて、その理想の相手と出逢える確率は

約170万分の1

いっそ0と言ってほしいくらいの数字になります。

しかし、

現在、もしくは過去に理想的な異性と交際した。

という問いには、約60%の人がYESと答えます。

30万人に1人の異性と付き合った人が6割もいる・・・

ここが人間の面白さですね。

何故、理想の人と付き合えるのか?


数学的には不可能が事が、何故6割の人間が経験するのだと思いますか?

答えはこうです。

理想的な相手の点数は100点とします。

100点満点の異性は30万人に1人しかいない。

出会うことは出来ません。

そこで

70点の異性と付き合います。

お付き合いするうちに相手の優しさや人間性に魅かれ

30点分好きになります。

70+30=100

合計100点で理想的な相手の出来上がりです。

いつの間にか自分の中で理想の相手に変化しているんですね。

この現象が6割の人におこっているわけです。

170万分の1の幸運に恵まれた人などいません。

婚活で1番損をするのは、この170万分の1の相手と出会おうと努力する事です。

時間も手間もお金も費やしても、数学的には170万分の1の相手には出会えないんですね。

東京ドーム満員で5万人です。

それを、34回繰り返した中に1人いる理想の相手です。出会えるわけありません。

理想と結婚したという人たちも、最初から理想ではなく理想に変化したんですね。

みんな条件に気持ちをプラスして合格点の相手にしているんです。

理想の結婚相手と結婚する確率

もう1つ確率的な話です。

恋多き女とかプレイボーイとか言われるモテる男女が、

人がうらやむような結婚をしているかというと、必ずしもそうではないと思いませんか?

それは数学的にも正しい事のようです。

ベイズ統計という統計学で、ベストな結婚相手と結婚できる確率を計算すると

交際相手が6人までは30%

8人になると10%と急減していきます。

交際相手が増えすぎると、満足いく結婚ができにくくなると数学的には導き出されるのです。

現実には、8人もの異性と親密な交際する人の方が少ないでしょう。

ほとんどの人が結婚前に数人の異性と付き合い、タイミングのあった相手と結婚しているはずです。

山ほど付合った中から、厳選して結婚相手を選んでいるわけではないですし、そんな事できないんです。

テレビでも、

容姿端麗な恋多き美女タレントが、誰もがうらやむ結婚をして幸せに暮らしているかというとそうでもないんですね。

意外と、離婚していたり、癖の強い相手と結婚していたりします。

数学的だけではなく現実でも、

選ぶ意識が強すぎると、結婚が遠のいてしまうんですね。

 

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