結婚相談所のカウンセラーにできること、できないこと

「カウンセラーに相談すれば、お相手の気持ちを変えられますか?」

残念ながら、それはできません。

お見合いでお互いに「もう一度会いたい」と思えなければ、次の約束には進みません。交際中も、どちらかが終了を希望すれば、その気持ちを無理に変えることはできないのです。

では、結婚相談所のカウンセラーに相談する意味はどこにあるのでしょうか。

相性をつくり出すことはできない

カウンセラーは、お相手との相性を事前に見抜けるわけではありません。

服装や会話、お見合いでの振る舞いについて助言はできます。それでも、二人が話していて心地よいか、また会いたいと思うかは、実際に会わなければ分かりません。

第一印象を良くする準備はできます。しかし、合わないと感じたお相手の気持ちを、こちらの都合で変えることはできません。

ここを「何とかします」と約束するのは、誠実ではないと思っています。

当事者だからこそ、見えなくなることがある

一方で、交際が始まってからは、カウンセラーが役に立てる場面があります。

好きになった相手の言葉を、良い意味に受け取りすぎることがあります。反対に、一度不安になると、何でも悪い意味に受け取ってしまうこともあります。

当事者には大きな悩みでも、少し離れたところから見ると、「まず、この点を確認すればよい」と分かる場合があります。

立体迷路の中にいると、目の前の道しか見えません。上から見れば、行き止まりや別の道が見える。

カウンセラーの役割は、その迷路を少し離れた場所から見ることに近いと思います。

経験が役立つのは、判断に迷うとき

「この発言をどう受け止めればいい?」
「もう少し会ってみるべき?」
「結婚の話をするには早い?」

交際中には、こうした迷いが出てきます。

カウンセラーは、これまで見てきた交際の例と、今のお二人の状況を照らし合わせて考えます。そして、ご本人が見落としていることや、お相手に確認した方がよいことをお伝えします。

もちろん、過去の事例が今のお二人にそのまま当てはまるとは限りません。最後に決めるのは会員様ご自身です。

カウンセラーを選ぶときに見てほしいこと

カウンセラーに特殊能力はありません。

だからこそ、相談所を選ぶときは「必ず結婚させます」という言葉よりも、難しいことも率直に話してくれるかを見てほしいと思います。

うまくいかない理由を決めつけないか。お相手の気持ちを勝手に断定しないか。会員様の話を聞いたうえで、次にできることを具体的に伝えてくれるか。

相性を操ることはできなくても、迷っているときに状況を整理し、判断を助けることはできます。

トモカイでも、お見合いや交際について「こんなことを相談してもよいのかな」と思うことほど、遠慮なくお話しいただきたいと思っています。

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