他人じゃなくなると・・
男女の関係がどの程度まで進行しているかを見極められる言葉があります。
キスまでとか手をつないだとか、そういう事ではなく精神的な結びつきがどこまで深まっているかがわかる問いかけです。
それは
相手の彼氏彼女を褒めてあげるのです。
「OO子の彼って本当に素敵よね。」なんて言って褒めてあげてみてください。
交際相手を褒められれば誰だって嬉しいものですから、
そうでしょう。私にはもったいないくらい。
ありがとう。本当に素敵な人なの。
そうよね。〇〇さん素敵よね。
等と上機嫌で返してくる事も多いでしょう。
でもね。
こちらの褒め言葉を肯定しているうちは、それほど結びつきは強固になっていない場合が多いんです。
まだ2人の間には距離がある。安定してはいないんですね。
関係が安定すると、交際相手を褒められてもそのまま肯定はしなくなります。
結構女々しいとこもあるのよ。
抜けてる部分も多いのよ。
ルーズで困っているのよ。
ウジウジしている事もあるのよ。
等と誉め言葉にのってこないんですね。
意識の中で他人ではなくなってしまうと、自分が褒められているような気がしてくるんです。自分の家族や子供を褒められた場合も同じような感じですね。
褒められて嬉しい反面、少しくすぐったくなって誉め言葉を否定してしまったりするんです。
逆に言えば、自分の彼氏彼女を褒められて、
単純に嬉しいのか?
嬉しいけど、少しくすぐったく感じるのか?
相手との精神的な距離感はそこでわかるという事でもあります。
ただし、
この反応は日本人の8割に当てはまりますが、欧米などの方には当てはまりません。
我が国だけの地域限定です。
少し似たような例で
人前でイチャイチャするカップルの関係性があります。
人前でイチャイチャしている男女の場合、付き合い自体はまだ長くはない事が多くなります。
まだ完全に相手との精神的な一体感はないんですね。
いちゃいちゃする事で2人の結びつきをお互いに確かめているんです。
昔の洗剤CMで
チャーミーグリーンのCMっていうのがよく話題になりました。
お爺さんとお婆さんが片寄せ仲良く手を繋いでいるシーンが印象的だったんですね。
幸せそうなシーンで、若いカップルたちは、いつか自分たちが年をとってもあんな関係になりたいと憧れました。
でも、現実は
いちゃいちゃしているお爺さんとお婆さんがいれば
最近結婚した新婚さん
もしくは
不倫カップルです。
長年連れ添った老夫婦は、イチャイチャしないんですね。(少なくても外では)
本当の関係性と見た目の印象はちょっとずれたりします。