人は便利に流れる
石田三成は手紙を出すときに、ご飯粒で糊付けして出しました。もちろん封をして途中で中身を読まれないようにです。
周囲の人々は、「三成は手紙を届ける人間を信用していないのか!」等と三成を非難しました。家臣達が忠告しても、三成は「非難などそのうち収まる。」と糊付けはやめませんでした。
しかし、
時が経つと、三成を非難していた人々も、みんな手紙を糊付けして出すようになります。
三成は言います。
「誰だって便利な方がいいじゃん!」
相談所を開業した当時、まだインターネットで会員情報を閲覧をしている会員さんや相談所は少数でした。特に非難めいた事は言われたことはありませんが、ネット=出会い系 というような認識や洗脳は多くあったようです。
新しいものは大体、疑心暗鬼の目で見られるもんです。
携帯電話だって、初期のころは持つ持たないをずいぶん迷われた方もいたようですし、現在のスマートフォンだって似たような事を聞くことがあります。
ただ、
やっぱり人は便利に流れるんですよね。
婚活においても、ネットを使わずに結婚相談所まで出向いて資料を見て・・・という相談所の良さはあるのかも知れません。
しかし、
それは少数派です。
そして、少数派になった時点で、損をする事が多くなります。
良い悪いは抜きにして、損をするんです。
その辺の流れには逆らわないのが、ストレスのたまらない生き方だと思うんです。