お見合い相手のプロフィールは一面でしかない

お見合い相手は、プロフィールだけではわからない

「群盲象を評す」という話があります。

何人かが象に触れて、どんな動物かを言い合います。

鼻に触れた人は「ホースのようだ」。足に触れた人は「太い柱のようだ」。耳に触れた人は「大きなうちわのようだ」と言います。

それぞれ、自分が触れた部分については間違っていません。でも、象の全体を言い当てているわけでもありません。

お見合い相手のプロフィールを見るときも、これに似たことが起こります。

条件は、その人の一面

プロフィールには、年齢、仕事、学歴、趣味などが書かれています。結婚相手を探すうえで、どれも大切な情報です。

ただ、そこからは見えないこともあります。

話をするときの表情。こちらの話を聞く姿勢。予定が変わったときの対応。一緒にいるときの居心地。

これらは、実際に会ってみなければわかりません。

反対に、一度会って感じた印象も、その人のすべてではありません。緊張して、普段どおりに話せない人もいます。

会うことで、少しずつ全体が見えてくる

プロフィールで希望条件が合っていても、会ってみると気持ちが向かないことがあります。条件には目が留まらなかったのに、話してみると「また会いたい」と思うこともあります。

だから私は、条件を大切にしながらも、プロフィールだけで相手の全体を決めつけないでほしいと思います。

もちろん、希望から大きく外れる相手に無理をして会う必要はありません。

ただ、「この条件だけが少し違う」という理由で迷っているなら、一度会って確かめる価値はあります。お見合いは、結婚を決める場ではなく、プロフィールには書かれていない一面を知る場です。

鼻も、耳も、足も、全部合わせて一頭の象です。

人もまた、一つの条件や一度の印象だけではわかりません。会って話し、相手を少しずつ知っていく。その積み重ねが、自分に合う結婚相手を見つける助けになります。