結婚することが「一人前」だった時代
江戸時代、特に武家社会では、
家を継ぐこと、家族を持つこと
には今とは比較にならないほど大きな意味がありました。
武家では基本的に嫡男が家督を継ぎます。
一方、家督を継がない次男・三男などは、分家したり婿養子になったりしなければ、親や兄の家に残ることになります。
こうした立場は「部屋住み」と呼ばれました。
つまり、生まれた家が武家だからといって、誰でも自分の家を持ち、結婚できたわけではありません。
婿養子になる。
分家する。
何らかの形で生活基盤を作る。
結婚するために、それなりの条件や競争があったわけです。
昭和は「結婚するのが普通」だった
時代は大きく変わります。
昭和になると、
学校を卒業して、
就職して、
結婚して、
子供を持つ。
そんな人生が「普通」と考えられるようになりました。
ところが平成、令和と進むにつれ、その常識は崩れてきました。
結婚するかどうかは本人の自由。
一人でも生活できる。
食事にも困らない。
家事も昔ほど大変ではない。
そして何より、
独身でいることへの社会的な抵抗が小さくなりました。
すると当然、
「何が何でも結婚しなければ」
という男性は減ってきます。
「結婚したくない」より「急いでいない」
ここが婚活女性にとって重要です。
令和の男性すべてが、結婚したくないわけではありません。
国立社会保障・人口問題研究所の最新調査では、18~34歳の未婚男性の75.1%が、
「いずれ結婚するつもり」
と回答しています。
4人に3人は、まだ結婚する意思があります。
ところが問題は、「いつ結婚するのか」です。
「いつか結婚したい」
と、
「今、結婚したい」
は全く違います。
男性の婚活相談を長年受けていると、
「良い人がいたら」
「そのうち」
「まだ急いでいない」
という男性は珍しくありません。
50代になってから、
「できれば子供も欲しい」
と言われる男性も多くいます。
女性が待っているだけでは進まないこともある
昔のように、
男性が「結婚したい、結婚したい」と必死になり、
女性が待っていれば男性から結婚を申し込んでくれる。
そんな男性ばかりではありません。
今の男性には、
仕事もある。
趣味もある。
一人で暮らせる。
独身でもそれほど困らない。
だから、
「結婚したいけれど、今でなくてもいい」
となりやすい。
ここを女性側が理解していないと、
「付き合っているんだから、そのうち結婚の話をしてくれるでしょう」
と待ち続けることになります。
しかし男性は、
半年経っても、
1年経っても、
同じ場所にいるかもしれません。
結婚したいなら「結婚したい人」と出会う
私は、
女性が男性を無理に結婚へ引っ張るべきだとは思いません。
重要なのは、
結婚する気のない男性を動かすことではありません。
最初から、
「今、結婚したい男性」と出会うことです。
ここが婚活と恋愛の大きな違いです。
恋愛なら、「いつか結婚できればいい」でも構いません。
しかし、
1年、2年以内に結婚したいのであれば、相手にも同じ時間軸を持ってもらわなければいけません。
令和の婚活では、
男性が動くのをただ待つのではなく、
自分と同じ時期に結婚したい男性がいる場所へ、自分から動く。
それが必要になっていると思います。
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「いつか結婚したい人」と付き合うのか。
それとも、
「今、結婚したい人」と出会うのか。
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