お見合い・交際初期は「明るい」話題

お見合いから交際になったばかりの頃。

私は、

最初はできるだけ前向きな話をした方がいい

と思っています。

嘘をつけという意味ではありません。

でも、

まだ起きてもいない将来の不安や、

自分の欠点や、

結婚生活で起こるかもしれない問題ばかりを、

最初から並べる必要もありません。

結婚は、

二人で船に乗って航海に出るようなものです。

出港する前から、

「この船、沈没するかもしれません」

「操船には自信がありません」

「目的地もそれほど魅力的ではありません」

「船も少し古いです」

と説明されて、

「ぜひ乗りたい!」

と思う人は少ないでしょう。

誠実さと、何でも最初に話すことは違う

婚活では、

「最初に全部話しておいた方が誠実だ」

と考える方がいます。

「あとから話が違うと言われたくない」

「嫌われるなら早いうちがいい」

そんな気持ちも分かります。

確かに、

最初の段階で伝えるべき大切なことはあります。

婚姻歴。

子供の有無。

子供を望むかどうか。

結婚後の居住地。

親との同居など、

結婚生活の土台そのものを変えるようなこと

は、早めに伝えた方がいいでしょう。

結婚相談所では、そうした重要な情報の多くはプロフィールにも記載されています。

でも、

まだ確定していない将来の不安まで、

全部最初に話す必要はありません。

相手によって気持ちは変わる

人の希望というものは、

相手によって意外と変わります。

好きでもない相手なら、

一つでも嫌だったことが、

好きになった相手なら、

「まあ、それくらいならいいか」

と思えることがあります。

逆もあります。

条件だけ見れば問題がなくても、

気持ちが動かなければ結婚には進みません。

だから、

まだお互いをほとんど知らない段階で、

将来起こるかもしれない問題ばかりを並べて、

結論を急ぐのはもったいないと思うんです。

最初にするべきなのは「二人の未来が楽しそう」と思わせること

交際初期に話した方がいいのは、

例えば、

行ってみたい場所。

食べてみたいもの。

休日の過ごし方。

旅行の話。

仕事で楽しかったこと。

結婚したらやってみたいこと。

こんな家庭がいいな、という話。

もちろん重くならない範囲で構いません。

大切なのは、

相手に

「この人と一緒にいたら楽しそうだな」

と思ってもらうことです。

自分を知ってもらう。

相手を知る。

二人の相性を見る。

そして、

少しずつ距離を縮める。

そのためには、

最初は明るい話題の方が向いています。

最初の二人は、細い糸でつながっている

お見合いで出会った二人は、

最初は、

一本の細い糸でつながっただけの関係です。

少し気になることがあれば、

簡単に切れてしまいます。

でも、

一緒に食事をする。

楽しく話す。

相手の優しさを知る。

困った時に気遣ってもらう。

一つずつ相手を知るたびに、

糸が一本、また一本と増えていきます。

やがて、

細い糸が紐になり、

紐が太い綱になっていく。

関係が強くなれば、

多少の問題では簡単に切れなくなります。

だから、

まだ一本の糸しかない時に、必要以上の重りをぶら下げなくてもいい

と思うんです。

「隠す」のではなく「順番」の問題

誤解してほしくないのは、

都合の悪いことを隠せ、

という話ではありません。

大切なのは、

何を話すかと同じくらい、いつ話すか

です。

初対面で話すこと。

2~3回会ってから話すこと。

真剣に結婚を考える段階で話すこと。

全部同じタイミングである必要はありません。

信頼関係ができてからの方が、

正しく受け止めてもらえる話もあります。

私たち夫婦の場合

私の個人的な話をすると、

妻は結婚前、かなり痩せていました。

「食べてもあまり太らない体質なの」

と言っていました。

まあ、

長い結婚生活の中では、

体質というものは信じられない変化があるようです。

私も結婚前は髪がフサフサでした。

父親は薄毛でしたが、

「俺の髪は粘る」

くらいに思っていました。

こちらも、

長い年月というものは容赦がありません。

結婚前に、

数十年後の体形や髪の毛まで正確に説明できる人なんていません。

人は変わります。

生活も変わります。

だから、

最初から未来のすべてを説明しようとしなくていいんです。

婚活では「正しさ」だけでは関係は作れない

婚活では、

誠実であることは大切です。

でも、

誠実であることと、

最初から不安を全部並べることは違います。

まだ相手をほとんど知らない時には、

まず、

「この人ともう一度会いたい」

と思ってもらうこと。

その次に、

少しずつ相手を知ること。

そして信頼関係ができてから、

大切な話をしていけばいい。

距離を縮める前に、

遠くから見ただけでお互いを判断してしまうのは、

とてももったいないことです。

お見合いや交際初期は、

二人の明るい未来を想像できる話を中心にする。

それくらいでちょうどいいと思います。

結婚相談所トモカイへのご相談

交際初期には、

「これはいつ話した方がいい?」

「まだ言わなくても大丈夫?」

と迷うこともあります。

内容によって、

すぐ伝えるべきこともあれば、

関係ができてからで十分なこともあります。

結婚相談所トモカイでは、

仲人歴25年以上の経験から、

実際の交際状況に合わせて現実的にアドバイスしています。

日本橋で25年。

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